30代におすすめの転職エージェント25社を目的別に比較！転職成功のポイントと選び方も

転職を考えるときに感じる不安や迷いは、どの年代の人でも抱えるものですが、特に30代の転職には様々なプレッシャーがつきものです。しかし転職エージェントを上手に活用することで、30代でも転職によるステップアップはまだまだ可能です。

今回はそんな30代だからこそ利用したいおすすめの転職エージェントを、総合型、目的別に分けてご紹介します。また30代の転職動向や、上手に転職エージェントを活用するコツなども、合わせて解説していますので、ぜひ参考にしてください。

30代におすすめの転職エージェント7選

まずは30代の転職で利用したい、おすすめの総合型転職エージェント７社をご紹介します。それぞれに特徴がありますので、参考にしてください。

マイナビエージェントの主なターゲット層は20代から30代前半の若い世代です。そのため初めての転職という登録者も多く、転職先企業の選び方の相談から書類添削、面接対策などのサポートも丁寧に行ってもらえ、内定後の給与交渉などのバックアップまで安心して任せることができます。

とはいえ30代後半には向かないというわけではありません。人材業界に強いコネクションを持つ強みを活かし、即戦力採用など経験とスキルを持つ世代ならではの強みを押し出した転職活動が可能です。

dodaの特徴は転職エージェントと転職サイトのどちらとしても利用できること。登録して自分で気になる案件を見つけることも、アドバイザーに相談しながら探すことも自由にできます。

30代向けの求人も豊富にあり、大手から中小まで幅広く掲載されていますので、これはと思う案件があれば、エージェントを通して紹介してもらうとよいでしょう。

もちろんアドバイザーからも優良な案件のオファーが届きますので、ご自身のペースに合わせて転職活動を行えます。転職タイプ診断や、年収査定サービスを使って、今後のキャリアについて良く考える時間を持つこともおすすめです。

リクルートエージェントの最大の特色は、なんといっても保有求人数の多さです。公開求人も非公開求人も、ともに日本最大級を誇っています。アドバイザーによる転職支援も充実しており、初めての転職からハイキャリア案件まで幅広く対応しています。

30代向けの求人の掲載数も多く、金融、コンサルタント、企画、開発をはじめ、営業や事務、技術系の仕事などさまざまな業種からの選択が可能です。専門性の高い仕事を探している場合でも、その業種に特化した転職エージェントと併せて活用するとよりチャンスが広がるでしょう。

ビズリーチはハイクラス転職に特化したスカウト型の転職エージェントです。案件の多くが高年収のもので、全体の3分の1以上は年収1,000万円を超える求人となっています。外資系コンサルや外資系投資銀行、大手商社やメガバンクなど、これまでの経験やスキルを活かしてキャリアアップしたい人が対象となる求人が多いため、ターゲット層は30代後半以上となります。

指定の職務履歴書を作成し登録しておくと、興味を持ったヘッドハンターや企業が直接スカウトメールを送ってきますので、キャリアアドバイザーを通すことなく連絡ができて合理的です。

リクナビネクストは誰でも無料で使用できる転職サイトです。キャリアカウンセラーの転職支援はありませんが、その分便利に使える転職支援ツールなどの機能が充実しています。掲載求人数も多く、リクナビ限定求人も数多く掲載されています。

自分の強みやPR部分を確認できる「グッドポイント診断」や、独自のAI技術によるマッチング機能などの他、転職を成功させるための情報の数々もすべて無料で利用できるので、転職活動の第一歩をここからスタートさせてみてもいいかもしれません。

リクルートダイレクトスカウトは、年収800万円～2000万円のハイクラス求人を中心とした、その名の通りスカウト型の転職エージェントです。有名企業の求人や好条件の非公開求人も多く、その多くは管理職やマネージメントのポジションなので、キャリアに自信のある30代以上の転職に向いています。

レジュメを登録しておけば、優秀なヘッドハンターが代わりに仕事を探し、スカウトしてくれます。また提携企業から直接スカウトが届く場合もあります。レジュメは匿名なので、個人情報が多方面に知られる心配はありません。

パソナキャリアは質の高い転職支援で高い評価を得ており、オリコンの利用者満足度調査で4年連続1位を獲得しているエージェントです。求人の約半数が年収800万円以上の、パソナグループによるハイクラス転職エージェントでもあり、ハイクラス求人に特化した専任コンサルタントによる、手厚いサポートが期待できます。

30代でも失敗しない転職エージェントの選び方

転職エージェントは、年齢により登録するべきサービスが異なります。
30代は、下記を意識して登録する転職エージェントを選びましょう。

1. キャリアアドバイザーの質を確認する
   転職エージェントによって、キャリアアドバイザーの質に差がでることがあります。アドバイザーの教育制度が整っていたり、エージェント全体でサポートの質に力を入れている場合、優秀なアドバイザーが在籍していることが多いのですが、残念ながら中には成績ばかりを気にするようなエージェントもあります。
   一社だけではその見極めも難しいので、数社に登録して比較した上、安心してサポートを任せられるエージェントを選んで利用するのをおすすめします。
2. 転職したい業種に詳しいアドバイザーがいるか
   自分が転職したい業種がはっきりしているときは、その業界や業種のエキスパートがいると心強いです。業界にパイプを持っている担当者であれば、詳細な情報を教えてもらえるので、転職も有利に進みます。
   直接の担当者ではなくても、チームでサポートしてくれるエージェントもあります。その業種に特化したエージェントを選べば、転職の成功率も上がります
3. 信頼できないと思ったらエージェントを変える
   アドバイザーのスキルや自分との相性には個人差があります。こちらの希望をしっかりと聞いて、キャリアプランを一緒に考えてくれたり、客観的なアドバイスをしてくれるなど、安心してストレスなく転職活動を進めてくれるのが信頼できるアドバイザーです。
   しかし中にはやたらと大量の求人情報を送ってきたり、希望とは違う案件をすすめてくる、知りたい情報を持っていない、もしくは情報があやふやなど、求職者の気持ちをあまり考えずに勝手に話を進めようとする担当者もいます。
   たとえ転職が早く決まったとしても、それがミスマッチであればまた転職を繰り返すはめにもなりかねません。担当者に不信感を持ったら、担当を変えてもらうかエージェントを変えましょう。
4. 複数の転職エージェントに登録する
   ここまでに紹介したように、ミスマッチの可能性を減らし後悔のない転職をするには、一社だけでは不安が残ります。タイプの違う数社に登録してみて、自分にとって使い心地のよいエージェントを見つけるのがコツです。
   また転職エージェントには求人数が多い総合型と、専門性が高い特化型があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。それらを併用して一緒に活用することで、互いのメリットを生かし、デメリットをカバーすることができます。

目的別！30代の転職におすすめのエージェント

それでは次に、転職の目的別におすすめの転職エージェントを見ていきましょう。

キャリア・年収アップを狙う30代におすすめの転職エージェント

年収アップやキャリアアップを目指すなら、30代以上の経験者を主要ターゲットとした、ハイキャリア特化型の転職エージェントを利用するのが近道です。年収700～800万円を超える転職なら、これからご紹介するようなエージェントを活用してください。

今よりも良い条件の仕事に就きたい、キャリアや年収をアップしたいという理由で転職を考えている30代におすすめなのが、リクルートダイレクトスカウトです。リクルートが運営するエグゼクティブ向けの転職エージェントで、取り扱っているのは年収800万円以上のハイキャリア案件ばかりです。

スカウト型のエージェントなので、ヘッドハンターか企業からのスカウトを待つだけで完結できますが、公開求人の検索から担当のヘッドハンターに応募を依頼することも可能です。

さらに一求入魂スカウトという、プレミアムなスカウトが届くこともあります。これは高収入で良質な案件が多く、一般的なスカウトよりも内定確率が高いのが特徴です。地方の企業からのスカウトもあるので、好条件でのUターンやIターン転職がしたい人にも向いています。

JACリクルートメントはハイクラス、管理職求人に特化しており、40代50代を中心に30代の転職支援実績も豊富な転職エージェントです。求人案件も幅広く独占求人も多いので、30代でもスキルやキャリアを生かしたキャリアアップが目指せます。

JACリクルートメントの特色は、イギリスやアジアなど世界11ヵ国にグループ会社があり、グローバル転職も叶うこと。外資系企業や、海外進出する日系企業への転職に強みがあります。英文レジュメの作成など手厚いサポートを受けることができますので、海外を目指している人にもおすすめです。

コンサルタントの質の高さに定評があり、企業内部の事情まで把握したコンサルタントが仲介してくれるので、現職を続けながらの転職でも好条件の案件に出会える可能性が大きくなります。

doda Xはスカウトと自らの応募、どちらの方法でも利用可能なハイクラス特化型転職エージェントです。職務経歴書を登録することで、ヘッドハンターからスカウトが届くようになります。またすべてハイクラス案件の掲載求人から、興味のある案件を選んで応募することもできます。

さらに、新しいサービスとして「ハイクラス転職カウンセリング」もスタート、応募書類添削や面接対策など、ハイクラス転職に必要なサポートを専属カウンセラーから受けることができます。

また「doda X キャリアコーチング」という有料サービスもあります。多くのハイクラスのキャリア形成を支援してきたコーチングのプロと出会うことで、新たな可能性が引き出されるかもしれません。転職を迷っている人も、気持ちの整理を兼ねて利用してみてはいかがでしょうか。

キャリアチェンジしたい30代におすすめの転職エージェント

30代はキャリアの節目に当たることも多く、今後の生き方について真剣に考え始める人も多い年齢です。しかし35歳を超えると、異業種や未経験の仕事への転職は厳しくなってきます。
納得できる転職を成功させるには、転職エージェント選びがカギになるかもしれません。

エンエージェントは未経験職種への転職サポートに定評のある、大手人材会社enジャパンが運営する転職エージェントです。専任のキャリアパートナーがつき、「入社後の活躍と人生の充実」をモットーに、登録から入社後までをしっかりと支援してくれます。

エンエージェントでは初回の面談の際に独自の適性診断テストを行います。この結果からは性格特性、創造的思考力、コミュニケーション力、エネルギー量、職務適正という項目についての特性が読み取れ、長所が生かしやすい仕事や今後のキャリアの築き方などが見えてきます。

自分の進みたい方向の再確認をして、キャリアパートナーと一緒に新しい可能性を探ってみてはいかがでしょうか。

パソナキャリアは質の良いハイクラス案件と、カウンセラーの手厚いサポートで利用者満足度の高い転職エージェントとして知られています。これまでの経験を強みに同業種への転職をすると有利ですが、30代ならまだまだキャリアチェンジの可能性も大きいと考えていいでしょう。

パソナキャリアならカウンセラーが新しいキャリアの可能性を探すお手伝いをしてくれますし、親身になって転職活動を支えてくれます。また情報量も豊富で常に新しくアップデートされていますので、自分の理想の未来を叶えることができるでしょう。

また全国47都道府県に事務所があるのも強みで、独立・セカンドライフコースでは、スキルや経験を活かした独立起業や、田舎でのスローライフを目指す人への就業、移住支援、海外生活をしたい人に向けての支援なども手掛けているので、転職以外の道を探してみたい30代にもおすすめです。

30代の女性に強い転職エージェント

結婚や出産、子育てなどのライフイベントが増える30代女性にとって、ワークライフバランスや今後のキャリアを見据えた転職が増えるのは当然のことです。
女性特有の悩みに対し、同じ女性の視点で相談に乗ってくれる女性コンサルタントが多い特化型エージェントをご紹介します。

マイナビエージェント（女性の転職）は、マッチング力の高さで定評のあるマイナビエージェントの中でも、特に女性の転職に特化したエージェントです。女性の採用を積極的に行っている企業をピックアップし、専任のリクルーティングアドバイザーが女性ならではのキャリア形成を支援してくれます。

マイナビエージェントのリクルーティングアドバイザーは、応募企業の内部情報までしっかり把握して、求職者の希望や理想にあった働き方が可能な企業を紹介してくれるため、ライフイベントの多い30代女性でも自分にぴったりの転職先がみつかる可能性が高いでしょう。

リブズキャリアは、キャリアアップやライフイベントに合わせた働き方を選びたいキャリア志向の女性向け転職エージェントです。リブズの特色はすでにある程度のスキルやキャリアのある、年収400万円以上の女性をターゲットにしていること。大手企業や中小企業の管理職の案件が多く掲載されています。

結婚、出産、子育てなどのプライベートを大切にしながらも、自分らしい働き方を諦めたくないという、ワークライフバランスを重要視する女性におすすめです。各企業の文化や職場の取り組みなども客観的なデータとして数値化して提供しているので、採用が決まってからのミスマッチも少なく、質の高い求人情報で多くの30代女性から支持されています。

type女性の転職エージェントは、オリコン顧客満足度No.1を獲得したこともある、信頼と実績のある女性向け転職サイトです。バリバリと活躍できる職場でキャリアを磨きたい、産休や育休を取得しやすい女性が働きやすい職場を探したいなど、さまざまな女性の希望にキャリアアドバイザーが丁寧に対応してくれます。

長年女性の転職活動を支援してきたからこそのノウハウの蓄積や、キャリアアドバイザーの経験に基づく転職支援など、初めての転職やキャリアチェンジにも安心してチャレンジできる体制が整っています。

面接の際のメイクアップサービスや、無料相談セミナーでの個別相談、産休活用例や残業の有無などで検索できるサービスなど、女性にうれしいユニークなサービスが用意されているのも見逃せません。

30代のフリーターや未経験者が登録したい転職エージェント

経歴や経験が不足しているフリーターや正社員経験のない人は、職務経歴書などの書類審査を通過できないケースが多いのが難点です。それを突破するには、書類審査なしで直接面接してもらえる求人を選ぶこと。面接で人柄ややる気をアピールして、正社員雇用を勝ち取りましょう。

JAICは18歳から35歳までのフリーター、既卒、第二新卒、中退などの就職未経験者の就職支援サービスです。これまで何らかの理由で就職の機会を逃してきた人たちに、無料で社会人教育や就職のための研修、集団面接会など、さまざまな支援を提供しています。

30代の正社員未経験者を対象とした研修サービス「30代カレッジ」では、社会人経験が少ない就職希望者が、ビジネスマナーなどの社会人としての基礎や、就職対策などを学ぶことができます。また紹介される求人は書類選考なしで面接を受けられ、経歴や経験に自信のない人でも正社員採用されるチャンスが広がります。

紹介されるのは年齢・経歴不問の優良企業が多く、転職後のサポートもしっかりしているため、就職成功率81.1％、入社後定着率91.5％と高い結果を残しています。

DYM就職は未経験からの就職に強く、フリーター、ニート、既卒など社会人経験が浅い人の就職支援に強みを発揮するエージェントです。中小企業が中心とはなりますが、ポテンシャル採用に意欲的な企業や経歴不問の企業の案件が多いため、職歴がない人でも安心です。

就職が決まるまでエージェントの丁寧なサポートを受けることができますし、内定後のフォローも万全です。面接対策やスケジュール調整、入社の手続きなど細かなこともサポートしてもらえるので、就職活動に慣れていない人でも安心です。

書類審査がない分内定までのスピードが早く、急いで就職したい場合やアルバイトをしながらの転職活動にもおすすめです。

IT業界で活躍したい30代が登録したい転職エージェント

IT関連の転職を成功させるには、業界事情に精通していることが大切なので、ITに特化した転職エージェントを利用すると採用率が上がります。また未経験からの転職にはある程度の知識が必要なので、無料で学べるスクール型のエージェントがおすすめです。

レバテックキャリアはIT分野でのキャリアアップを狙う、IT経験者向けの転職エージェントです。保有求人の約8割が年収600万円以上のハイクラス案件で、これまでに得た経験やスキルを生かしてさらなるステップアップを目指す中堅・ベテランの転職に強みを持っていますので、経験豊富な30代以降に向いています。

インフラ系や開発系の転職サポートに実績があり、大手からスタートアップまで幅広い企業に対応。現場のリアルを知り尽くしたキャリアアドバイザーは、最先端の技術についても精通するほど専門性が高いので、より個人のニーズにマッチした提案をしてくれます。転職初心者でもマンツーマンで相談できる個別相談会などもありますので、キャリアの棚卸しも兼ねて相談してみてはいかがでしょう。

マイナビIT AGENTは、IT・Web業界でのキャリアアップを考えている人から業界未経験の人まで、幅広くサポートを行っています。母体がマイナビグループなので、掲載求人数が多いのはもちろん、マイナビでしか取り扱いのない非公開求人も豊富です。

基本的にはエンジニアやクリエイターとしての経験がある人向けのエージェントなので、スキルを持つ30代以上の人は年収アップにつながる転職も狙えるでしょう。

大手の強みとして案件の幅広さや豊富さがあり、社内SEや企画・開発などの求人も多いのが特徴です。またエンジニアやデザイナー以外の職種の他、他業種の案件も含めて探すことも可能なので、キャリアチェンジも視野にいれて活用するのもいいでしょう。

ワークポートは元々IT業界やゲーム業界に特化した転職エージェントだったことから、IT業界向けの求人が多くを占めているのが特徴です。転職コンシェルジュと呼ばれるキャリアアドバイザーが、親身になって転職活動をバックアップしてくれるので、転職経験があまりない人にもおすすめです。

経験者のみではなく未経験からもIT業界に転職できるよう、無料のエンジニアスクールでの教育支援を行っていたり、転職に役立つ知識を身につけられる無料講座の開催、書類作成の手間が軽減するアプリの提供など、手厚いサポートが好評価を受けています。転職希望者の価値を最大限に引き出したマッチングが実現できるのが大きな魅力です。

外資系の企業で活躍したい30代におすすめ

外資系への転職は日本との風土や文化の違いがネックとなります。不安な部分はコンサルタントの力を借りて克服しましょう。またある程度の英語力は必須で、英語ができないと仕事の紹介すらしてもらえないので、英会話対策はしっかり行うのも大切です。

エンワールドは大手外資系や日系グローバル企業と人材をつなぐ、トップクラスの転職エージェントです。企業ミッションとして「入社後活躍」を掲げ、中長期のキャリアを見据えた転職支援、入社後１年間の継続フォローアップなど、異なる文化を持つ企業への挑戦を支えてくれます。もちろんレジュメの書き方や面接対策など、外資系企業の特性や業種別の特徴などを見据えた、細かなアドバイスを受けることもできます。

エンワールドの特徴は担当コンサルタント単独ではなく、チームでサポートしてくれること。多種多様な業界や職種に精通したコンサルタントが、転職希望者一人一人に合わせたキャリア構築のアドバイスをしてくれます。

また正規雇用だけではなく、エグゼクティブやスペシャリストとして働ける派遣や契約雇用の案件もあり、ライフスタイルに合わせた選択肢があるのも魅力です。

ロバート・ウォルターズ は世界31カ国に拠点を持つ、スペシャリストに特化した転職エージェントです。日本では東京と大阪を中心に、外資系企業・日系グローバル企業への転職を目指すグローバル人材の転職支援で20年の実績を重ねています。

コンサルタントの質の高さには定評があり、各業界に精通したコンサルタントが在籍、企業と転職希望者の双方のニーズにマッチした人材紹介を行っています。

ほとんどのコンサルタントはバイリンガルなので、応募先企業との交渉なども安心して任せることができます。また非常にレスポンスが良く、転職活動がスピーディーに進むと評判です。英語力を生かして日本国内の外資系企業で働きたいという希望を持っている人に向いています。

オランダに本社を構えるランスタッドは、人材紹介業に60年の歴史を持つグローバルエージェントです。外資系企業に強いコネクションを持ち、魅力的な求人案件を多数保有しています。管理職やスキルの高い人材を求める求人が多いため、ある程度のスキルを持つ30代以上の人が有利になるでしょう。

英語や中国語のバイリンガルのコンサルタントが多く在籍しており、履歴書や職務経歴書の書き方や面接対策などの細かなサポートも期待できます。また「プロフェッショナル派遣」として、フルタイム、週3日、短期などといったハイクラス派遣の求人案件もあるので、より自分らしい働き方を外資系企業で実現したいという希望のある人にもおすすめです。

30代が転職エージェントを利用するメリット・デメリット

仕事に私生活に、何かと忙しい30代の転職を成功させるためには、転職エージェントの協力は欠かせないと言ってもいいでしょう。

エージェントを利用した場合、どんなメリットやデメリットがあるのか考えてみましょう。

30代が転職エージェントを活用するメリット

1. 効率的な転職活動ができる
   転職エージェントに登録すると、専任のアドバイザーがついて全面的にサポートしてくれます。転職先を探して紹介してくれるのはもちろん、面接の日程調整や内定後の交渉など、様々なことを変わりに行ってもらえますので、働きながら転職先を探すことが多い30代にとって、アドバイザーの支援があると助かることが多いのは言うまでもありません。
   もちろん初めての転職や、未経験職種、異業種への転職を希望する場合にも、色々な相談にのってもらえるアドバイザーの存在は、大変心強いものとなるでしょう。
2. 非公開求人に応募できる
   転職エージェントが持つ大きな魅力が、この非公開求人です。一般的なサイトには掲載されないものも多く、ここを狙えるのは転職エージェントならではのメリットになります。
   企業があえて非公開で人材を探すにはそれなりの理由があり、一般に公開されているものより条件が良いケースも多いのです。非公開求人には、即戦力や指導力を求められるため、キャリアを積んだ30代にこそふさわしい求人案件が多数あります。それだけキャリアアップや年収アップにつながる仕事に出会える可能性も広がります。
3. 客観的な判断の助けになる
   30代の転職では20代と比べるとポテンシャル採用の幅も狭まり、経験やスキルを求められることが多くなります。それまでの経験を生かすにしろ、思い切って未経験の職種に飛び込むにしろ、客観的な視点で自分の強みを再確認し、得意分野を明確にすることで、今後のキャリア設計ができるようになります。
   カウンセラーと話をする中で、自分でも思いもしなかったアピールポイントが見つかることもあるかもしれませし、向いている職場や向かない職場などのアドバイスももらえます。転職を繰り返すのを防ぐためには、できるだけミスマッチを失くすことが大切ですが、客観的な意見はその助けになるでしょう。

転職エージェントが向かない30代の人

とはいえ転職エージェントのサービスをデメリットに感じる人もいるでしょう。

次のような人は転職エージェントではなく、転職サイトを利用する方がメリットが大きいかもしれません。

また転職エージェントや担当カウンセラーによっては、自分の意図と違う求人案内が届く、レスポンスが悪い、対応が悪いなどといったこともありえます。その場合の対策が面倒だと感じることもあるかもしれません。

仕事の最中に電話が来たり、メールが来たりするのが迷惑だとか、自分よりも若い20代や同世代の30代のカウンセラーに相談するのに抵抗を感じるというような人も、転職エージェントは向かないと言えそうです。

30代の転職で年収が上がる割合は？30代の転職動向

次に30代の転職市場はどうなっているのか、気になるその動向も確認しておきましょう。

30代の求人は増加している

30代での転職は難しいと言われていた以前に比べ、最近では30代に入ってからの転職も活発に行われるようになっています。30代後半を含む中途採用に積極的な企業も増え、終身雇用にこだわらない働き方がスタンダードとなりつつあると言ってよいでしょう。

すでに30代前半では20代後半とほぼ変わらないくらいの求人倍率となっていて、今後ますます転職で成功できるチャンスも増えると予測できます。30代だからといって、転職に消極的になる必要はありません。

30代の転職で「異業種×異職種」の転職が増えている

30代での転職は、それまでのキャリアに基づく即戦力が求められるため、同業種や同職種を選ぶのがセオリーと考えられていました。しかし最近の動向として、未経験の仕事への転向でも、ニーズさえあえば成功するケースが増えています。

30代では「異業種×同職種」での転職の割合が大きいものの、それに次いで「異業種×異職種」の割合が大きくなっていて、年代に関わらず今後はさらにこの傾向が加速していくものと考えられています。

30代前半の約半数が転職で年収アップしている

令和2年の国税庁の調査では、30代前半の平均年収は約400万円、30代後半では約437万円となっています。転職して年収が上がるのかどうかに関しては、厚生労働省の転職者実態調査を見ると、30代前半では合計48.6％、約半数の人の年収が増加したことがわかります。30代後半になると、年収がアップした人は40.6％に下がります。

30代の転職はワークライフバランスが重要に

こうした傾向の背景として、働く人の意識の変化があげられます。人生を仕事に捧げるよりも、仕事とプライベートのバランスを大切にしたいとか、より自分を成長させたいと考える人が増えてきました。またキャリアアップを目指すにしても、年収だけを目的にするのではなく、やりがいや社会貢献といった自分らしい生き方を模索するための転職を目指す人が多くなっています。

30代の転職を成功させる3つのポイント

30代でも転職は難しくないとわかりましたが、具体的にはどんな点に留意しておくとよいのでしょうか。

転職を成功に導くために必要なポイントは、スキルの確認と目的の明確化です。

ポータブルスキルが重要

ポテンシャルやスタンスといった、個人の素養ややる気が重要となる20代と違い、30代ではその人のキャリアや職務遂行上のスキルが重要視されます。専門性やマネジメント能力の高さが求められるのはもちろんですが、持ち運びのできるポータブルスキルが高ければ、たとえ未経験職種への転職であってもキャリアアップは可能です。自分の強みやこれまでに培った能力を再確認しておきましょう。

転職の目的を明確化する

30代は男性、女性ともにライフステージの変化を多く経験する年代です。やみくもに転職を進めようとするのは危険です。今後の自分の人生に予測されるライフイベントやその優先度、価値観などをしっかりと意識しながら、自分が転職先に求めるものを明確にすることが、転職を成功させる第一歩と言っていいでしょう。昇進、給与、福利厚生、転勤の有無、勤務地、仕事のやりがいなど、優先順位を整理することが重要です。

転職に有利となる資格を取得する

必ずしも必要というわけではありませんが、今後のキャリアアップを見据えた資格取得も30代の転職を有利に進めるために有効な武器となります。実績やスキルが重要視される30代にとって、それを証明する手段となるのが資格です。また新しい分野に挑戦したい場合にも、資格があればやる気やその分野での知識を証明することができます。FPや公認会計士、宅建、行政書士、ITパスポートなど、仕事をする上で必要となりそうな資格を探し、取得を目指して勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

30代が転職エージェントを利用するときの流れ

実際に転職エージェントを利用すると決めたら、どんな流れで転職活動が進んでいくのでしょうか。初めての登録に不安を感じる人もいるかもしれませんので、簡単にご紹介します。