クラウドソーシングとは?カシコく活用して収入アップ!

クラウドソーシングというワードを最近よく耳にします。クラウドソーシングはインターネットを使って、不特定多数の方にお仕事を依頼するサービスの総称です。会社で社員として働く、雇用先でアルバイトとして働くという方法がある一方で、在宅でできるお仕事をフリーランスやプロとして受けるというスタイルが登場しています。それがクラウドソーシングという働き方です。

ここではクラウドソーシングというサービスについて解説するとともに、どんなお仕事があるのか、クラウドソーシングのメリットや利用するときのポイントについてご紹介します。これまでのスキルを活かしたい、家事の都合で在宅の仕事をしたい、在宅でお仕事がしたい 方は必見の内容です!

クラウドソーシングってどんなサービス?

クラウドソーシングはインターネット上でクライアントが、不特定多数の方にお仕事を依頼するサービスです。従来は対面でお仕事内容や詳細を確認するのですが、クラウドソーシングでは、依頼から打ち合わせまでの工程をすべてネット上で行います。ここではクラウドソーシングのお仕事内容やアウトソーシングとの違いについて解説します。

●クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングはインターネット上で不特定多数の方にお仕事を依頼するサービスのことです。実際に会ってミーティングすることなく、依頼から打ち合わせ、納品まですべてネット上で完結します。場合によっては初回だけ対面で打ち合わせすることもありますが、メールや電話で済ませることもあります。フリーランスで活躍する人が活用していることも多く、副収入が欲しい方や主婦の方も利用しています。

●アウトソーシングとの違い
似ている言葉にアウトソーシングというものがあります。一見ソーシング(=業務委託)という言葉を使っているので同じように思えてしまいますが、実は違います。アウトソーシングというと、特定の業者(既に取引がある業者)に外注することをいいます。一方でクラウドソーシングは不特定多数の方に業務を発注するお仕事です。

アウトソーシングというと特定業務の専門家や組織に依頼するというパターンが多く、スキルや知名度があまり高くない会社や個人はお仕事を受注するのが難しい場合があります。一方、クラウドソーシングなら、スキルや経験が求められるお仕事だけではなく、未経験でも始められるお仕事があります。お仕事も未経験者向けから上級者向けまで幅広いレベルのお仕事があるのがクラウドソーシングの特徴です。

クラウドソーシングにはどんなお仕事があるの?

クラウドソーシングには、先ほどお伝えしたように初心者でもできるものからある程度スキルがないとできないものまで、多種多様なお仕事があります。ここではお仕事の種類について簡単にご紹介します。

●タスク形式
タスク形式とは、クライアントがたくさんの受注者に対して案件を公開し、所定の時間内に仕事を完成して承認されるのを待つお仕事です。承認後に報酬が支払われますが、利用するクラウドソーシングサイトによって支払われる時期が違います。

タスク形式の主な仕事は、専門スキルを必要としない 文字起こしやデータ入力などです。一つのお仕事の単価は低いのですが、短時間で完了できるお仕事が多いので、コツコツやることが得意な方、スキマ時間を活かしたい方に向いています。副業を始めたばかりの方や、簡単なお仕事から挑戦してみたい方におすすめです。

●プロジェクト形式
プロジェクト形式のお仕事は、クライアントが案件に対して必要な人員を募集し、受注者はクライアントと契約を結んでから作業を進めるのが一般的です。専門スキルが必要な案件が多く、Webサイト制作やアプリ開発、映像制作といったお仕事が中心となります。プロジェクトすべてに関して仕事を依頼されるというよりは、プロジェクトの中の部分的な作業を依頼されることが多いです。
またプロジェクトごとに納期があらかじめ決められているので、納期から逆算して自分でスケジュールを組む必要があります。お仕事を続けていく中で、高く評価してもらい、信頼を得られるようになれば報酬アップも期待できます。内容にもよりますが、タスク形式やコンペ形式のお仕事と比べて報酬が高額になるケースが多いようです。

●コンペ形式
コンペ形式とは、依頼者が公募するお仕事に対して、自分の作品を応募する形式です。複数の応募者の中から選ばれた作品に対して報酬が支払われるようになります。デザインやコピーなど、クリエイティブなお仕事が得意な人におすすめです。

クラウドソーシングでお仕事をするメリットは?

クラウドソーシングでお仕事をするとどんなメリットがあるのでしょうか。打ち合わせや契約はすべてネット上ですが、場合によっては発注者と最後まで顔を合わせないということもあります。そこでここではクラウドソーシングにどんなメリットがあるのかを解説します。

●やりたい仕事を選べる
クラウドソーシングは、得意なお仕事を家にいながら探すことができます。得意な分野のお仕事が受けられ、自分の強みを活かして収入につなげることができます。やりたい仕事だけを選ぶことができるのが大きなメリットです。
例えば短い記事を執筆するのが得意なら、そのようなお仕事も募集されていることがあります。クラウドソーシングなら、自分の得意な文字起こしやイラスト制作といった、幅広いお仕事から選ぶことができます。

●働く時間を自分で決められる
お仕事を始める場合、どこかで雇用されて働くなら就業時間が決められています。しかしクラウドソーシングなら、お仕事を始める時間や終わる時間もすべて自分で決めて管理することができます。つまりスキマ時間しかお仕事ができないなら、その時間を使って作業をすることも可能です。ただし、納期が決まったお仕事の場合、期日までにお仕事を終わらせる必要があるので、そこは自己管理ができないとお仕事は完遂させられません。スケジュール管理が得意な人には向いている働き方です。

●在宅でお仕事ができる
クラウドソーシングはメールや電話、チャットなどのやり取りがメインになります。家にいながらお仕事ができるというメリットがあります。自宅だけでなくPCが使えるカフェなどでもお仕事することが可能です。依頼者にわざわざ会いに行くことはあまりないので、移動する時間を考える必要はありません。自宅にいながらお仕事ができるので、移動時間が発生しないところがメリットです。

クラウドソーシングでお仕事をするときのポイント

クラウドソーシングは在宅で仕事が可能なので、メリットも多いお仕事です。しかしお仕事を始めるにあたり、気を付けたいポイントがいくつかあります。ここではお仕事を円滑にすすめるポイントについてご紹介します。

●依頼者の情報を細かくチェックする
クラウドソーシングの大きな特徴の一つは、直接発注者に会わずにお仕事をすることが可能だということです。これはメリットでもありますが、同時によく確認しておかないといけないこともあります。それは依頼者の情報を事前に調べておき、信頼できる発注者かどうかを見極めておくことです。見極めるには慣れもあるでしょうが、クラウドソーシングサイトによっては、クライアントの評価軸が示されていることもあります。それらを参考にするのも良い方法なので、おすすめです。ラウドソーシングによっても評価軸が決められているサイトもあり、全体的に評価が高い発注者なら、まずは信頼できる可能性があります。ただし質問の対応が遅い、納期までの期間が極端に短いといった傾向がある発注者は、注意した方が良いでしょう。

また納品後に音信不通になる、報酬を支払ってくれないといったトラブルもあるかもしれません。そのためにクラウドソーシングサイトでは、運営会社がしっかりと発注者側の管理をしていることもあります。例えば発注者から事前に支払いをしてもらうデポジット(前金)制度を取り入れている場合もあり、そのサイトによってもリスク管理の方法はさまざまです。

実際に会って話すことがないということは、本当に信頼できる発注者なのかを見抜くのが難しい場合もあります。例えば契約にない作業をいきなり依頼されることもあります。そんなときは発注者からの契約内容を再度チェックする、クラウドソーシング運営会社に仲介してもらってトラブルを回避するという方法もあります。ただしこれらはそのサイトの運営方針によりますので、事前に運営スタイルを確認しておきましょう。

●綿密にコミュニケーションを取るよう心掛ける
いろいろなトラブルを避けるためにも、注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず直接会ってお話をしないので、疑問やわかりにくい点はその都度しっかりと確認しておきましょう。もし何かわからないことがあれば、相談してみることをおすすめします。またメールやチャットなどでの指定や指示が多いので、文章では伝わりにくいこともあるはずです。特に微妙なニュアンスがわからない場合は、確実にわかるまで綿密にコミュニケーションを取るように心掛けておきましょう。

もし疑問があるのにそのままにしておくと、納品物が発注者の依頼したものと大きくずれてしまうこともあります。事前に確認さえしておけばトラブルに発展しないのに、怠ったことで納品物が不完全なものになってしまうこともあります。そうなると発注者の期待にそえなかったことでお仕事が継続しない可能性もでてきます。

そんなことを回避するためにも、発注者とはしっかりとやり取りを行い、疑問がでたらすぐ確認しておくことをおすすめします。そしてやり取りがしっかりしていれば、発注者にも信頼され、安定した収入を得ることができるようになるでしょう。

●安定した収入を得るためには数をこなすことも必要
クラウドソーシングは発注する側は直接フリーの方や在宅の方に発注できるので、中間コストがかからないということからも安く発注できるのがメリットの一つです。発注者にとっては制作コストを抑えることもできるのでそれも魅力の一つになっています。

しかし受注側はひとつひとつのお仕事の報酬が高いとは限らず、場合によっては数をこなす必要がでてきます。もちろんそこで活躍して評価を得て、それに加えて高いスキルがあれば報酬も自然に高くなります。比較的高報酬のお仕事としては、プログラミング、ウェブデザインといった特定分野などがあります。

ただし高単価なお仕事につながるスキルを持っていない場合は、クラウドソーシングだけで安定した収入を得るには時間がかかることもあります。コツコツと一定の仕事をこなし、多くの発注者の信頼を得て、評価を上げていかないといけないということです。まとまった収入にするには、お仕事の数をこなす必要もでてきます。現在では、スキルアップに向けた様々なオンライン講座も登場しているので、自分にあった講座を探してみるのもよいでしょう。

クラウドソーシングの登場で在宅でできるお仕事が増えて、チャレンジしやすくなりました!

クラウドソーシングの出現は、在宅ワーカーの仕事スタイルを一変させました。いままで在宅ワークというと内職や文字起こし、会社が在宅を許諾しているような働き方ができる人に限られていました。クラウドソーシングの登場により、自分のスキルに合わせてやりたい仕事を選べ、好きな時間に自由に働くことができるようになりました。

現状ではあまり高単価のお仕事につながるスキルがないという方も、最近では様々なオンライン講座なども登場しており、在宅でスキルアップすることが可能です。
また、発注者に直接会うことがないため、不安に思う方もいるかもしれませんが、コミュニケーションを密にとり、発注者側の真意をしっかり聞いておくようにすれば、発注者側の期待する仕事をできるようになるでしょう。

クラウドソーシングは利用の仕方によって、安定した収入を得ることも可能になります。この機会にクラウドソーシングというものがどのような仕組みなのかをしっかり理解して、ぜひチャレンジしてみてください!

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