20代の貯金の平均額・中央値はどれくらい?カシコくお金を貯めるコツ

20代の貯金の平均額・中央値はどれくらい?カシコくお金を貯めるコツ

20代の平均貯金はどのくらいでしょうか。毎月お給料が振り込まれると、自然と気になるのがお金の管理や貯蓄額です。実際同僚はどのくらい貯めているのか、自分は平均の貯蓄額になっているのか気になるところです。

他の方のお財布事情は気になるけれど、なかなか聞けないものですよね。そこでここでは20代の貯金という内容に絞って、貯金事情をひもといていこうと思います。また貯金の目的や貯金ができる人の特徴についてもあわせてご紹介しますので、これから貯金をしようと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

20代はどれくらい貯金しているの?

20代というと、社会人になってまだ間がない人から30代を目前にした人までいます。同じ20代でも10歳の年齢幅はありますが、おおよその貯金額の平均を出すことはできます。ここでは実際の貯金額平均や、貯金の目的などを見てみましょう。

●20代の貯金額の平均と中央値はいくら?
貯金額を平均と中央値で見ていきます。平均は合計を母数で割った金額です。中央値とは集めたデータの小さいほうを順にして、真ん中のデータの値を指します。中央値については、男性は200万円、女性も同様の金額です。

一方で平均値は約350万円(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 平成29年調査結果より」)となっています。社会人として活躍する年代なので、生活費だけでなく交際費も必要です。また実家でなく一人暮らしをすると当然出費が発生します。何かとお金が出ていく年代ですが、意外としっかり貯金をしている方が多いことがわかります。

●貯金する主な目的は?
貯金をする主な目的は一体何でしょうか。老後や将来のため、という意見もありますが、実際は老後というより近い未来のために貯金する方が多いのではないでしょうか。例えば近い将来結婚することを考えているとか、マイカーやマンションを購入するとか、旅行に行くために貯金をするといった例です。

また人によってはキャリアアップやスキルアップのための資格習得や、趣味や娯楽として旅行やレジャーのため、買い物といった違う目的で貯金する方もいます。そして予期しない失業や病気といった不測の事態に備えるといった理由もあります。

貯金ができる人とできない人の違いってなに?

20代は意外と将来を考えて貯金をしている人がいることがわかりました。しかしこれはあくまで平均や中央値といった値からわかることです。中には貯金が苦手という方もいます。そこで貯金ができる人とできない人の違いも探ってみましょう。

●貯金ができる人の特徴
貯金ができる人は、いくつかの特徴があります。まず大きい特徴としてはお金の管理ができることで、その一つが月額に使える額を決めていることです。使える額を決めているという意味は限度額を自ら設定して、それを守ることができるということです。またクレジットカードも同様に収支計画をしっかり立てて使用できて、翌月の引き落とし額もしっかりと把握できることも特徴です。

そして貯金の目標額も決めているので目標額に向かってコツコツ貯金をしています。もし目標がないとお金を貯める意味が希薄になることもあるので、途中で貯金を断念してしまうということも起きるかもしれません。貯金の目標を明確にして、一体いくらを目標にしているのかを自分で管理できるかどうかこそ、貯金ができる人の特徴だと言えるでしょう。

●貯金ができない人の特徴
貯金ができない人の特徴は、お金の管理が得意ではないということです。管理ができないと衝動買いしてしまったり、欲しいものを無計画で購入するような行動をしてしまいます。そして計画を立ててお金を使うことが苦手なので、クレジットカードも無計画で使用してしまいます。支払い明細書もいちいち確認しないので、自分がどの程度クレジットカードを使っているか把握することができません。貯金の目標額もあまり決めていないことが多いので、ある程度貯まると使ってしまいます。

このような特徴に当てはまる方は、貯金が苦手なタイプの方であるといえるでしょう。

コツコツ貯金をするにはどうすればいい?

貯金をしたくてもできない場合、どんな方法が最善なのかをご紹介します。誰もがお金の管理が万全というわけではありません。そこでちょっとしたコツを解説しますので参考にしてみてください。

●貯金をするためのコツ
最初に貯金の目標額を決めてみましょう。その時ご自分の収入と必要支出を考えて、無理のない額で貯金額を設定します。目標金額はなるべく具体的な設定にしたほうが良いでしょう。リアルな数字であればあるほど、イメージしやすくなります。

なぜ貯金をするのかの理由を明確にきめておくと、モチベーションを保ちやすくなります。ぜひ明確な目的を決めておきましょう。

●カシコく貯金するための具体的な行動例
しっかり貯金するためには、普段の生活でもちょっとしたコツをつかんでおきましょう。例えばATMから出金する時は必要な分だけを出しておきます。これは毎月の収支を把握しておかないとできません。また使用目的に従って口座を使い分けておくのも良い方法です。できれば支払い用、貯蓄用、自由に使える口座といった形で分けておくと良いでしょう。

また余計な支出を避けるなら、不要な保険に加入しない、ボーナスは使わずに貯金にまわすといった工夫もしてみましょう。もともとボーナスは出費として考えずに手をつけないという方法もあるので、試してみるのもおすすめです。また確実に貯めたいなら、普段から家計簿をつける習慣をつけておくのも良い方法です。家計簿をつけると固定費が把握でき、光熱費のプランを変更したり、無駄な出費を見直したりすることができます。

また定期預金をすることで、月1回自動的に引き落とされるので自然に貯めることができるようになります。もし余裕があれば投資を考えてみてもよいでしょう。そして本業以外に余裕があれば副業を考えて、副業で得た収入は貯金にまわすという方法もあります。

20代のうちに貯金をする習慣をつけておきましょう

貯金をする場合、ここでご紹介したコツを理解すれば、徐々に貯まるようになります。またお金の管理がしっかりできれば、誰もが目的の金額を達成することができるでしょう。自分では無理だと思わずに、コツや考え方を身に付けてぜひ挑戦してみてください。

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