【時短料理術】時間がない方必見!楽しておいしいご飯づくりのヒント 最終更新日 2019/02/22 節約・時短術 小さな子どもがいるお家のママの中には、「毎日バタバタで料理にかける時間が無い! でも家族のために手作りのおいしい料理を食べさせたい…」という悩みを持つ方も。そんなときに知っておきたいのが「時短料理」です。 が、時短料理をするには、献立の計画から買い物・調理・後片付けまでカバーするコツと工夫が必要です。一日の中で一番手間暇がかかる食事の支度を、短時間で済ませるにはどんな方法があるのでしょうか? 今回は、時短料理を実践するためのポイントや時短レシピをご紹介します。 なぜ時間がかかるの? 料理に費やす時間の見直しをしてみよう! 毎日のご飯づくりになぜ時間がかかるのでしょう? 一度、料理に費やしている時間を細かく計ってみることをおすすめします。時間の使い方に無駄がないか確認できたら、改善策が見えてきます。 ●料理の工程を計測して見直す ・献立を考える時間 毎日の献立を、どれくらい時間をかけて決めていますか? 食べたいメニューから考えると、足りない食材を買いに行かなければならず、毎日同じように頭を悩ませることに。1週間分のメニューを一度に考えて計画を立ててみましょう。 ・買い物をする時間 1回の買い物にどれくらいの時間がかかるか、計ってみると、「今晩何にしようか?」「野菜はあっちのスーパーが安いな」など考えながら買う物を決めるため、意外と買い物に費やす時間が多かった、ということもあるでしょう。1週間分のメニュー計画で買う食材をあらかじめ決めておき、まとめて買うことで、買い物時間を減らしましょう。 ・下処理や下ごしらえにかける時間 野菜を洗って下ゆでする、肉の脂身を取り除くなどの下処理、たれに漬け込むなどの下ごしらえに時間がかかっていませんか? 時間があるときに、まとめて下処理・下ごしらえをしておき、料理するときにサッと使えるようにしておく、または下処理済みの食材を購入するようにするとよいでしょう。 ・調理にかける時間 時短料理と手抜き料理は違います。料理は段取りが勝負! 調理に時間がかかっているようなら、アク抜き不要のこんにゃく、砂抜き済みの貝類を使用するなど、段取りを見直せば、「帰ったらすぐご飯!」というときでも、サッと手作りの料理が実現可能です。本格的なメニューがいつでもできたてなのが時短料理です。 ・食卓の準備や後片付けにかける時間 ランチョンマットや箸置きをセットし、お椀や小鉢を並べるなど、食卓を整えるにも案外時間がかかりますね。おかずを大皿に盛りつけて取り皿を使うバイキングスタイルは、効率がよくておすすめです。また、汁気がないものは、カフェ風にワンプレートに盛り付ければ、洗いものが減ります。 キッチン周りのものの配置で家事動線をスムーズに 不用品を断捨離してシンプルでキレイなキッチンをこころがけることと、ものの配置を見直して家事動線をスムーズにすることが、時短料理を実践する上で大切なポイントです。 ●家事効率アップには、整理整頓から 忙しいと、調理台や冷蔵庫・パントリーの整理整頓が後回しになりがちに。いざ料理をしようとしても調理台や流し周りを片付けてからだと時間がかかってしまいます。長期間使わないものは思い切って処分する。食品は、大きさを揃えた透明ケースにラベルを貼って収納するなど、整理方法も工夫しましょう。 ●買ったものをしまう~後片付け終了までの家事動線を短縮する 家事動線の無駄を省くには、収納方法や整理術の知識を身に付けることがコツ。冷蔵庫内は上段の奥は見えにくく手が届きにくいため、引き出せるケースを使います。中段・下段は買ってきたものをコの字型に配置し、中央部分は空けておきます。調理器具や調理家電、食器棚の食器やごみ箱の配置を見直し、何がどこにあるのかをきちんと覚えておくだけで、動線の効率化ができます。 忙しい主婦を応援! 便利グッズや進化する調理家電 アイデア商品や便利グッズ、調理家電はどんどん進化しています。そういったツールをうまく使いこなすことで、忙しい毎日でもササッと作り立て・できたての味を楽しめます。 ●キッチン便利グッズあれこれ ・真空保温調理器は、材料と煮汁などを入れて10分ほど火にかけたら保温容器にセットしてそのままほったらかしで調理可能です。アク取りシートなどを使えば、アクをすくう手間も省けます。 ・冷凍庫から電子レンジ、食洗機まで使用OKの蓋つき食器は、おかずの保存も温めなおしも、そのまま食卓へ並べることも、洗いものを減らすこともできて便利です。 ・ファスナー付きのプラスチック製バッグは、肉にたれを揉み込む、粉をまぶすなどの下ごしらえに使えます。そのまま冷凍保存してレンジで解凍することもできます。また、材料と調味料を入れてレンジ調理可能な調理用のバッグもあり、使い捨てなので後片付けも簡単です。 ●調理家電 ・炊飯器は、メインになる具だくさんの炊き込みご飯やピラフが作れ、アルミホイルなどを使って炊飯しながらもう一品が同時に作れる便利な調理家電です。おかゆや玄米も炊けて、パンや温泉卵が作れるなど、その機能は進化しています。 ・フードプロセッサーは、野菜のみじん切りなどがあっという間にできる優れもの。ニンジンやたまねぎなどをまとめてカットして、冷凍保存しておきましょう。 時短料理は万能食材をストックして、ササッと作る! 忙しいと、食事ごとに一から作ってはいられません。そこで、応用の利く基本のおかずや万能ソースなどをたっぷり作っておけば、違うメニューにアレンジしながら1週間乗り切ることができます。 ●調味料は基本を揃えれば、あとは不要! 酒やみりん・醤油や塩・油など、基本調味料は多少高くても良質なものを厳選して揃えておきましょう。肉や魚・野菜などの素材にかけるだけ、つけるだけでも十分おいしい料理ができます。また、ベーコン・油揚げ・トマト・しいたけなどは、具として加えるだけで旨味たっぷりのダシにもなり一石二鳥です。定番の食材として常備しておきましょう。 ●冷凍食品を使いこなす 牛、豚、鶏と3種類の冷凍パラパラミンチがあれば、使いたいときに使いたい分だけ簡単にひき肉料理ができます。冷凍野菜では、ブロッコリー・ほうれん草・かぼちゃ・いんげん・洋風ミックスなど、種類も豊富で洗う手間やカットする手間が省け生ごみも出ないので便利です。 ●キッチン菜園のすすめ ほんの少しほしい小ねぎやパセリなど、摘み立てのフレッシュな薬味があるだけで、お料理がぐんとセンスアップします。また、ローズマリー・ローリエなどのハーブは、味のアクセントや香りづけに役立ちます。 ●下処理済食材の利用 ・洗わず使えるカット野菜や、マッシュポテト・切り干し大根などの乾燥野菜 カット野菜では、キャベツの千切りを使ってお好み焼き。千切りごぼうと千切りニンジンできんぴら。マッシュポテトを使ってポテトサラダやコロッケ。切り干し大根ときゅうりをマヨネーズと少量の醤油で和えたサラダなど、野菜料理がすぐできます。 ・飴色に炒めたたまねぎ カレーやハンバーグなど、加えるだけで本格的な味になる炒めたたまねぎは、ほかに、オニオングラタンスープや、オリーブの実と一緒にパイ生地に乗せて焼いたパイピザなど、応用範囲が広いのが特徴です。 ・トマトや豆の水煮 トマト缶を使ったトマトソースは、ピザやパスタ・肉料理やスープなど応用の利くソース作りに便利です。下ゆでに時間がかかる豆などの水煮は、手の込んだメニューをあっという間にテーブルに並べることができる強い味方です。 ・殻むき背わた取済み冷凍エビ 殻や背わたが取ってある冷凍エビは、解凍してすぐに炒めたり焼いたりできるので、子どもが喜ぶエビ料理に便利です。 ●使い回しの利く常備菜を使った時短レシピ ・ひき肉と、しいたけ・タケノコ・白ネギを甜面醤で炒めた肉味噌 ゆでた中華麺に乗せてジャージャー麺に。豆腐に乗せて中華風冷ややっこに。レタスに包んでボリューミーなサラダに。お弁当作りにも重宝します。 ・ほうれん草、ニンジン、もやしのナムル ナムルと肉味噌、卵、のりなどをご飯に乗せてホットプレートで混ぜ焼きすればビビンバに。野菜が少ない日の肉料理の付け合わせにもなります。 ●基本のメインレシピを別のメインにアレンジ ・日持ちのする根菜を使ったポトフや肉じゃが アレンジしやすいこれらの基本のレシピを作り置きしておけば、ポトフはトマトソースを加えてミネストローネに。肉じゃがはつぶしてコロッケにと、翌日の一品に活用できます。 ●簡単なのに豪華に見える時短レシピ ・マッシュポテトとひき肉のグラタン ① ひき肉に塩コショウして、ケチャップで炒める ② マッシュポテトと、①のひき肉をオーブン皿に乗せる ③ とろけるチーズをのせる ④ 焦げ目がつくまで焼く ・エビのパン粉焼き ① エビを開いてオーブン皿に乗せる ② パン粉・オリーブオイル・粉チーズ・刻んだにんにく・塩コショウを合わせたものをかける ③ オーブンで焼く ④ パセリをちらす 時短料理でおいしく賢く自由時間を作り出そう 最後に時短料理を美味しく見せるために欠かせないのが盛り付け。料理は五感も味のうち。食欲をそそる色味、立ち上る湯気、香ばしい匂い、ジューッと焼ける音、手を使って食べるなど、ちょっとした演出や工夫次第で時短料理がより一層おいしくなります。 さぁ、時短料理上手になって、自由な時間が増えそうな気がしてきましたか?主婦は何かと時間に追われがち。そんな忙しい方でも、スキマ時間を利用して取り組めるお得な美容モニターや、節約術などに関する簡単なアンケート・口コミ記事作成のお仕事など、dジョブスマホワークには満載なので一度のぞいてみてくださいね。