稼げる副業とは?高収入が期待できるお仕事の特徴と収入UPのコツを大公開! 最終更新日 2019/02/22 副業 サラリーマンとして月給を得ていながら、それぞれの理由からもう少し稼ぎたい、そのために副業を始めたいと思っている人も多いのではないでしょうか。副業には在宅での封筒の宛名書きのように内職的なものから専門性を活かした高収入のものまで、実にさまざまなタイプがあります。ここでは、本業をおろそかにすることなく高収入が見込める副業の種類、および収入をアップしていくコツをご紹介していきます。 高収入が期待できる副業の特徴とは 高収入が期待できる副業にはどのような特徴があるのでしょうか。まずは、その3つの特徴について説明していきます。 ●特徴1:専門性が高い副業 パソコン操作が得意で綿密な作業が好きな人なら、毎日1〜2時間コツコツと作業をしていくだけで月に数万円、数十万円の収入を得ることも夢ではありません。 専門性が高い副業としてアフィリエイトとブログがあげられます。Webサイトを構築する知識がなかったとしても、既存のブログを活用すれば、収益性の高いアフィリエイトを運営することもできるのです。 ですが、このタイプの副業は根気がなければ続きません。作業を始めたからといって、即座に高収入を得ることができるわけではなく、数ヶ月後に初めて成果が出るからです。そのため、数週間、または一ヶ月後には報酬を手にしたいと思っている場合には不向きかもしれません。 ●特徴2:体を動かして働く副業 パソコンの前に数時間座り込み、細かい作業を連日続けるのは難しいという場合、外に出て働くタイプの副業がおすすめです。 例えば、家事代行は高齢化社会の日本では需要の尽きない安定した仕事だといえます。また最近では、ハウスキーピングという言葉も普及しており職業としてもステータスが上がっています。在職していて、平日に副業ができなかったとしても、休日に家事代行をすることが可能です。 保育関連の資格を持っていたり、子どもが好きであればベビーシッター、ペット関連の資格を持っていたり、ペットを飼育していた経験があればペットシッターなどの副業もいいでしょう。 自宅にこもったまま副業をするのとは違い、人とのふれあいを楽しむことができるのが、このタイプの副業の特徴です。 ●特徴3:自身の資産を運用する副業 副業の多くは自己資金がまったくなくても始めることができますが、土地や預貯金などの財産があるなら、これらを利用してより高収入を得ることが可能です。 例えば、現在使っていない土地を所有しているのであれば、駐車場を作って毎月決まった収入を得ることもできます。空き地を駐車場にするためにはそれなりの費用がかかります。ですが、いったんできあがってしまえば、後は維持費をかけずに毎月収入が発生するのです。経営にもほとんど時間を割かなくて済むため、毎日多忙なサラリーマンでもできる副業です。 この他、マンションや一軒家を購入して賃貸料を得る、あるいは株式などに投資して、資産を運用するなどといった副業で高収入を得ることもできます。 タイプ別に見る高収入の副業|高い専門性を生かす 高収入の副業としてあげられる仕事のうち、専門的な知識が必要なものご紹介します。 ●アフィリエイト 在宅でできる副業の中でも、特に人気が高いのが「アフィリエイト」です。アフィリエイトとは企業や商店などの広告主の売りたい商品を、アフィリエイターが自分のホームページやブログで紹介するというものです。 広告主とアフィリエイターは直接やり取りをするのではなく、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)という仲介業者が間に入り、報酬の支払いや受け取りを管理します。パソコンとインターネット、そしてドメインを取得するのに必要な数千円の投資でいつでも始められるのが魅力です。 ●ブロガー 自分の好きなことを書いて収入を得ることができるのがブロガーです。スキマ時間を活用して収入を得ることができるのが、この副業の最大のメリットだといえるでしょう。 ブログを書くだけで、1ヶ月に数万円から数十万円の収入を得ることができます。中には1ヶ月の収入が100万円を超えるブロガーも存在します。 ●Webライター タイピングのスピードと文章能力に自信があるのなら、Webライターを副業に選ぶのも悪くないでしょう。 Webライターは指定されたテーマと文字数で記事を作成しなければならないため、ブロガーのように自分の書きたいことを書けない場合もあります。ですが、その代わり書けば書いた分だけ報酬を得ることができます。 ●Webデザイナー Webデザインのスキルがあるという人なら、Webデザイナーとして毎月5万円以上の収入を得る方法もあります。 Webデザイナーの時給は1年の経験者で時給1,500〜2,000円、経験2年なら2,000〜5,000円、経験3,000以上の場合は5,000円以上となります。毎月2件ほどの受注件数があれば5万円以上の収入を得ることも可能です。 ●イラストレーター イラストを描くことができるのなら、イラストレーターとして活躍することもできます。イラストレーターとして収入を得る方法はいくつかあります。例えば出版社や編集プロダクションと取引・契約を結ぶこともひとつです。最近ではクラウドでイラストを募集していることも多いので、応募してみることも可能です。また、写真と同様にイラストを販売しているサイトもあるので、そこで自身のイラストを投稿しても良いでしょう。 また、必ず収入につながるわけではありませんが、コンテストに応募してみるのもひとつの方法です。さまざまな企業や地方自治体が募集しているイラストのコンテストに応募して賞金を得るのです。これは、キャラクターデザインが得意な人におすすめです。 ●クラウドソーシング クラウドソーシングという言葉が使われるようになったのは、比較的最近のことではないでしょうか。インターネット環境が整っていて、副業にあてられる時間があるのなら、このクラウドソージングがおすすめです。 クラウドソーシングでは発注者が不特定多数の人に業務を発注しますが、時間をかければかけるほど収入が増えていくタイプのタスクも多くなっているといえます。そのため、本業が忙しいときは受注数を減らすなど、自分で仕事の量を管理できるのがクラウドソーシングのメリットです。 ●翻訳 英語やスペイン語など、日本語以外の語学ができるのなら、翻訳によって高収入を得ることができます。アラビア語のように、使いこなせる人が少ない語学の翻訳なら、さらに高単価となりますが、英語などと比べると需要が少ないというデメリットもあります。 さらに、翻訳と合わせて通訳もできる体制を整えておけば、さらに収入を増やすことができます。週末だけの稼業で1日5万円の収入も見込めます。 タイプ別に見る高収入の副業|体を動かして働く 高収入を得られる副業には、肉体労働タイプのものもあります。ここでは肉体労働でより稼ぐことができる副業をご紹介します。 ●治験 「仕事」というと語弊があるかもしれませんが、治験も比較的効率的にお金を稼ぐことができる副業です。治験ではまだ市販されていない薬品やサプリを試すことになります。 治験を副業にするためには、治験サイトに登録しておく必要があります。一度登録すれば自分の年齢や性別に見合った案件に応募することができます。 ●家事代行 炊事、洗濯、掃除と家事スキルが高いのなら、家事代行などで収入を得ることもできます。依頼者のもとを訪問し、炊事、洗濯、掃除といった、家事全般を代行するサービスになります。 近年、家事代行の需要はうなぎのぼりとなっています。政府の見解では、家事代行サービス市場が将来的に6,000億円規模に拡大するだろうと予測を立てています。 ●ベビーシッター 保育関係の資格を持っている、子育てをした経験があるというなら、ベビーシッターを副業とすることもできます。 依頼者の小さな子どもを、依頼者の家で面倒を見ることが一般的ですが、ベビーシッターの自宅で預かる場合もあります。 ベビーシッターは近距離で仕事を見つけることができ、初期費用は必要ないことがメリットです。 ●ペットシッター 動物に関係する資格を持っている、動物を飼育したことがあれば、ペットシッターも副業として検討してみる価値があります。 依頼者のペットの面倒を見ることが仕事です。例えば、お散歩に連れて行ったり、食事の支度をいてあげたり、お風呂に入れてあげたりなどです。 将来的に、プロのペットシッターとして仕事をしていきたいのなら「愛玩動物飼養管理士」の資格 を取得するのもいいでしょう。 ●イベントスタッフ 月に2、3回程度、まとまった時間で体を動かす仕事をしたいのであれば、イベントスタッフがおすすめです。 例えば、コンサート会場での舞台設営や来場者の誘導係、物品の販売など、イベントスタッフの仕事は多岐に渡ります。収入を得ながら、自分の好きなアーティストの生演奏を聴くことができるという、ライブ好きやファンにとっては、何にも変えがたいメリットもあります。 タイプ別に見る高収入の副業|自身の資産を運用する 現在ではさまざまな副業がありますが、そのうち投資というのは、以前からあったスタンダードな仕事であるといえるのではないでしょうか。ここでは、高収入を得られる副業のうち、投資に関わるものをご紹介していきます。 ●株式投資 手元に自由にできる資金があるのなら、元手にして株式投資をするのもひとつの副業といえます。 ただし、株というのは何年、何十年と持っているうちに利益が上がってくるものも多いので、短期間で効率よく副収入を得たいという人には向いていないかもしれません。 株では短期間で儲けることのできるハイリターンの銘柄は、ハイリスクとも直結しています。株式の知識があって、きちんと株式の状況を判断できる人でないと、収入を得るどころかマイナスになってしまう可能性もありますので、注意しながら始めるようにしましょう。 スキマ時間で稼ぎやすい副業ランキング スキマ時間を有効活用しながら、実際に稼ぐことができるのはどのような副業なのでしょうか。「スキマ時間で稼ぎやすい副業」のランキング(※)から、その特徴をみてみましょう。 ※「dジョブ」における実際の応募数に基づいてランキング作成 稼げる副業の集計結果は、ご覧のとおりとなっています。それぞれどのような仕事で、どのような魅力があるのかを見ていきます。 1位:アンケートモニター アンケートモニターは毎日、数分単位のスキマ時間に、スマホ片手にこなすことができる副業ですので、何よりも取り組みやすいという魅力があります。短時間も積み重ねれば意外にも長時間になることもあります。おおよそ、アンケートの回答も複数の選択肢が用意されているので、それほど頭を使わずに済むこともあげられるでしょう。在職中であれば通勤時間にもできますし、小さなお子さんがいる場合は家事の片手間にすることもできます。 2位:美容モニター 企業から提供されるサンプルを実際に使用して、どのような使い心地だったのか、どのような効果を実感できたのかなど、事細かに感想を伝えることが仕事になります。女性の場合だと、スキンケア商品、コスメ、ヘアケア商品から、健康食品やサプリメントまで、体験する商品の種類は多岐に渡ります。もちろん、製品ですので使ってみて自分には合わなかったということもあるかもしれません。しかし、使って良かった場合もありますし、使うだけで報酬までもらえることは魅力といえます。 3位:軽作業 軽作業は働いた分だけ報酬を得ることができる、明快で確実な収入になるところが魅力ではないでしょうか。例えば、街頭でティッシュ配りをしたり、プラカードを持って案内をしたり、あるいは商品の検品をもくもくとしたりする仕事があげられます。また、いわゆる内職も当てはまります。自宅でパッケージにラベルを貼ったり、段ボールを組み立てたりするような作業内容です。休日に試験会場の監督員をするような仕事もあります。 4位:イベントスタッフ イベントスタッフは週末や長期休業を利用して、イベント会場におけるさまざまな作業に従事する仕事になります。アーティストによるコンサートやライブ、野球やサッカーなどスポーツの試合、あるいはアミューズメントパークといったシーンで仕事をします。イベント会場の設営、当日の運営、さらに終了後の片付けなどをします。場合によっては、自分の興味のあるイベントに関わることができるのも魅力になります。 5位:被写体モニター 顔写真の被写体モニターは、一般的にはあまり知られていないかもしれませんが、副業をしている人たちの間では、スキマ時間に稼ぐことができるアルバイトとしてよく知られています。撮影事業、あるいは撮影機器の開発をしている企業が、試験的に撮影をするため、モニターを募集しているのです。特にメディアに露出するわけでもなく、ただ写真を撮影されるだけで謝礼がもらえるのが魅力です。 副業の収入を伸ばすためのポイント 副業の収入をアップするためには、ポイントをおさえて効率よく作業をこなしていくのが得策です。ここでは副業の収入を伸ばすためのポイントについて解説します。 ●最低限の目標額を決める 副業というのはあくまでも本業を補佐するためのものです。「1ヶ月で100万円稼げる!」などといったうたい文句に踊らされて本業をおろそかにしてはいけません。そのため、最低限の目標額を決めるのがおすすめです。 副業を始めるにあたっては「1ヶ月にいくらの収入を得たいか」を具体的に決定します。本業の収入だけでは足りない金額を目安にするとわかりやすいはずです。例えば「今の会社のお給料だと子どもの習い事に必要なお金が足りないから、月に2万円もらえる副業を探したい」というような考え方が望ましいでしょう。最初から数十万円稼ぎたいと思っても、副業では無理なことが多いのを忘れてはいけません。 最初に立てた目標の金額をクリアすることができたら、次はこの目標額を上げます。例えば、最初の目標が毎月2万円だったとして、実際に2万円の収入を得られるようになったら、2万5千円、3万円と、少しずつ増やしていくのです。収入を得られるようになったということは、少しずつ副業のノウハウがわかってきたという証拠です。それだけ要領よくこなせるようになったわけですから、少しずつ作業量を増やしたとしても、それほど作業時間は増えないでしょう。やみくもに副業にいそしんでいるだけでは収入をアップすることはできません。 ●興味や関心がある仕事を選ぶ 現在の仕事(本業)は生活のために選んだものであり、自分の興味・関心とはまったく違うという場合も少なくないでしょう。副業をするのなら、興味・関心があるものを選ぶのがおすすめです。自分にとって苦痛となるようなものを選んでしまったら、続けていくのが難しくなってしまいます。そのため、副業を選ぶ際には、自分が何をしたいのか、何のために副業をするのかという点を明確にしておくことがポイントです。 ●長く続ける どのような副業を選んだとしても、未経験のうちは単価も低くなってしまうため、思ったよりも稼げないというのはある程度仕方のないことです。本当に副業で稼げるようにありたいのなら、そこであきらめずに長く続けることが肝心です。 実績を積めば積むほど、仕事単価もアップし、収入も増えるでしょう。職歴や実績が豊富なほうが依頼者にアピールしやすいことは言うまでもありませんし、そのためにはやはり長く続けなければなりません。 履歴書や職務経歴書を提出する場合でも、実績があるのなら実績を、実績がないのなら自分の良いところを売り込みましょう。いずれにせよ、仕事を受注するようになり、実績とともに信頼を得ることができれば、単価も上げてもらえますし、ボーナスをもらえることもありますから、長く続けて実績を積んで信頼関係を築いていくことが大切だといえるのではないでしょうか。 稼げる副業は探せば必ず見つかる 副業の中には単価が0.1円のものから、本業と同等に稼げる副業までさまざまです。稼げる副業とは、実際に得られる報酬が多いものをいうでしょうが、そこまでに到達するまで、多少なりと経験を積む必要があるともいえます。 もしも、短期間で確実に収入を得たいのなら、軽作業やイベントスタッフがいいかもしれません。毎日の積み重ねで報酬がもらえればいいのであればアンケートモニター。また、+αの魅力がある美容モニターもいいでしょう。本業があるのですから、できるだけ効率よく稼ぐことのできるものを探すことも重視しなければなりません。 自分にとって稼げる仕事とはどのようなものかを考えたうえで、しっかりと仕事を探してみれば、必ず稼げる副業を見つけることができるでしょう。