内職にはどんな種類があるの?探し方は?おすすめのお仕事13選 最終更新日 2019/02/22 副業 毎日家事や子育てで忙しい主婦の中には、数時間みっちり働くことが難しい方も多いことでしょう。そのような忙しい中でも、手が空いた時間に仕事をしてお小遣い稼ぎをしたいと考えている人は多いのではないでしょうか?そんな方にぴったりの働き方が「内職」なのです。 しかし、最近は在宅ワークや副業などと比較して、内職という仕事がどういうものなのかわからない人もいらっしゃるでしょう。そこで、内職の種類や特徴、探し方、おすすめの内職を紹介していきます。 内職ってどんなお仕事? 最近は空いた時間で働く方法として在宅ワークなどが人気ですが、内職とはどのような違いがあるのでしょうか?内職という仕事の特徴について紹介していきます。 ●内職の特徴は? 内職とは、在宅で作業を行う仕事のひとつであり、会社や事務所に出勤する必要なく働けることが大きな特徴のひとつです。 内職については「家内労働法」という法律により報酬(工賃)や安全面、衛生面の最低基準が定められています。そして、その分しっかりと仕事に見合った収入を得ることができます。 すこし前までは、内職といえば袋詰めや簡単な商品加工など単純なアナログ作業が多いイメージでしたが、近年ではPCの普及によりデジタル環境で行う内職が増えてきています。 内職の仕事の内容や制作する作品は多種多様で、報酬や単価は仕事の内容によって異なります。未経験でも簡単にできる仕事は単価も安くなりがちですが、難易度の高い仕事を受けるようになると、報酬額も高額になる場合があります。 ここまでの特徴を見る限り、在宅ワークと働き方が変わらないように見えますが、実は内職と在宅ワークでは労働形態に大きな違いがあります。 在宅ワークの場合、働く側は個人事業主として働きますので、仕事の依頼者とは基本的に案件ごとに業務委託の契約を行って仕事を行います。対して内職は依頼主の会社の労働者として働きます。つまり、内職は委託主の会社と雇用契約を結んだ上で働くことになります。 ●内職のメリットとは? パートやバイトではある程度会社側のスケジュールに合わせて時間を調整する必要がありますが、内職は自宅で自分のペースで仕事ができるのが魅力です。 仕事の内容も基本的に特殊な知識やスキルは必要ないものが多いので、初心者でも気軽にはじめやすいのも内職のメリットです。 また、内職は労働時間の拘束はなく、働くことができる時に仕事をするスタイルなので、家事や育児と両立がしやすいといえます。子育てなどで忙しく過ごしている主婦の方などにぴったりの働き方ができるのが内職のよいところでしょう。 内職初心者におすすめ!手作業でできるお仕事8選 内職をやってみようと思ったときに、初心者であれば特別な技術や道具が必要ない手作業でできる仕事のほうが取り組みやすいです。内職を初めてやってみる方におすすめの手作業でできる仕事を8つ紹介していきます。 ●ポケットティッシュへのチラシ広告入れ 街頭でよく配られているポケットティッシュにチラシ広告を差し込む仕事です。量をこなす必要がありますが、スピーディーに作業できるようになると収入も比例して多くなっていきます。 ●商品へのシール貼り 商品や封筒、ダイレクトメールのはがきなどにシールを貼る仕事です。シールの種類はQRコードやバーコードなどさまざまな種類があります。作業場所をあまり取らないので、広い場所がなくてもできます。 ●アクセサリー作り ビーズなどの素材を受け取って組み立て、ミサンガやストラップなどのアクセサリーを完成させる仕事です。初心者でできる仕事の中では難易度が高めですが、単価も高いです。ハンドメイドが趣味の人におすすめです。 ●宛名書き 賞状の宛名を書くなど、毛筆で文字を書く仕事です。字がきれいな人に向いている内職です。賞状書士などの資格を持っていると、仕事の斡旋や単価も増えていきます。 ●袋詰め 会社から指定された商品などを袋に詰める仕事です。袋詰めするものによって単価にばらつきがあります。作業が簡単で、需要が高く継続して仕事がもらえることが多いため人気の高い内職のひとつです。 ●ダイレクトメールの封筒入れ ダイレクトメールを封入する仕事です。これも袋詰めと同じく人気が高い内職のひとつで、素早く封入できるようになればなるほど収入がアップします。 ●箱の組み立て たばこの箱や化粧箱など、商品などを梱包する箱を組み立てる仕事です。基本的には紙製品を組み立てることが多く、ものによって単価が異なります。 ●ジグソーパズルの作成 ちょっと変わった内職では、ジグソーパズルを代行して完成させるという仕事もあります。喫茶店やレストランなどのインテリアとして使われます。ジグソーパズルが好きな方なら楽しみながら仕事ができるのでおすすめです。 専門知識やPCスキルが生かせる内職5選 単価の安いイメージのある内職ですが、専門的な知識やPCのスキルがあればより報酬の高い仕事を受けることも可能です。専門知識・PCスキルが生かせる内職について5つ紹介していきます。 ●ライティング ウェブメディアに掲載する記事などを制作する仕事です。基本的なPCスキルと情報収集能力、文章力があれば未経験でもできる仕事もあり、PCを使った内職では比較的メジャーな仕事です。 ●データ入力 アンケートの回答入力や集計、会員申込情報の入力、DM発送先のリスト作成など、データを入力する仕事です。データを打ち込むこと以外にも集計やグラフ化など、Excelの操作スキルがある程度必要とされます。 ●デザイン デザインができるスキルを持っているのであれば、ロゴの作成やチラシ・ポスターなど印刷物の作成、既存のデザインデータの加工などの内職を受けることも可能です。専門知識をフルに使う仕事なので報酬も高めです。 ●イラスト 挿絵など要望に合わせたイラストを作成する仕事です。趣味を生かせる仕事でもありますし、能力や評価が高ければ短時間でも高収入が期待できる仕事です。 ●テープ起こし 会議や講演会などの音声データを受け取り、聞きながら文章に起こしていく仕事です。基本的に単価の高い仕事で、スピーディーにこなせるようになると高収入が期待できます。外国語や方言など、難易度が高いものほど高単価になります。 内職のお仕事を探す方法とカシコく働くポイントは? クラウドソーシングの浸透やさまざまな副業の登場で仕事自体の件数が近年非常に増えてきています。一方で、たくさん仕事がありすぎて自分にあった最適な仕事を見つけるのが難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。 また、内職でしっかり収入を得るためにはいくつかコツがいります。ここでは、内職の仕事を探す方法と、内職でカシコく働くポイントを紹介します。 ●内職の探し方 もっともスタンダードな探し方として、求人サイトを確認するという方法があります。インターネットで「内職 募集」などの言葉で検索すると、内職を取り扱う求人サイトが見つかります。やりたい内職があったら、会員登録をして求人に応募しましょう。 仕事を見つけるコツとしてはひとつだけでなく複数のサイトに登録しておくことです。サイトによって見つかる案件は違いますので、良い条件の仕事が見つかりやすくなります。また、メールなどで仕事を紹介してもらえるサービスなどを利用するとより簡単に見つけることができるでしょう。 ・住んでいる自治体で求人情報を確認する 内職は住んでいる自治体でも求人情報が出されていることがあります。募集している仕事があれば紹介、斡旋してもらえる場合があります。求人情報があるかどうか一度自治体に確認してみるのもいいでしょう。 ・新聞や地域情報誌を確認する 新聞や地域情報誌も要チェックです。実は、新聞の求人広告や地域情報誌の求人欄で内職のお仕事を募集していることがあります。気になる仕事が見つかったら問い合わせ先の電話番号に連絡して詳細を聞き、挑戦したい場合は応募の旨を伝えましょう。 ●内職を始めるときのポイント 内職を始めるにあたって、しっかり働くためのポイントは3つあります。1つ目は、納品の期日を守ることです。自分の業務をきちんと管理することは非常に重要ですので、仕事を継続して続けるためにも進捗管理をきちんと行う必要があります。 納品日を守るために、1日の作業量や作業時間をどのくらいにするのか、あらかじめ計画を立てておくことで、目標に向かって計画的に仕事を進められます。 2つ目に仕事の内容が自分に合っているかを確認することです。内職は何回も同じ作業を繰り返す物が多いので、自分に合っていないと感じる内職は継続するのが難しくなります。自分に合っていないと思ったら、早めに次の仕事にチャレンジするほうがよいでしょう。 3つ目にお仕事の報酬が労働の対価に見合っているかをチェックすることです。内職は報酬の単価があまり高くない場合があります。そのため、仕事を始める前にこの仕事で想定している報酬を得られそうかどうか確認した上で仕事を決めましょう。 内職でスキマ時間を有効活用して収入を得よう 毎日家事に追われて忙しいという方は、ちょっとしたスキマ時間を活用できないかどうか考えてみるといいでしょう。ただし、このスキマ時間をお金に変えたいと思っていても、パートなどでは条件が合わないことが多いものです。特に子育て中であれば子供から目を離せないのでなおさらです。 内職であれば自分が組んだスケジュールで、家にいながらにして仕事をすることも可能です。スキマ時間を最大限有効活用できる内職をはじめて、空いた時間で収入をゲットしましょう。