データ入力のお仕事内容とは?未経験でもできる?ノルマはあるの? 最終更新日 2023/07/19 副業 オフィスワークと聞くと多くの人は事務職をイメージするかと思いますが、それ以外にもさまざまな仕事があります。その中でもパートやアルバイトの方に特に人気の高い仕事である「データ入力」というものがあります。求人サイトやアルバイトの情報誌を見てみると「データ入力」に関する求人が多く見られると思います。名前の通りデータをPCで入力する仕事とわかりますが、実際何のデータを入力するのか、どのような勤務形態なのかあまりイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、メリットやデメリット、向いている人や仕事のポイントなど、データ入力の仕事について詳しく解説していきます。 あわせて読みたいおすすめの記事副業経験者20,000人に聞いた人気の副業や利用サービスのランキングはこちらから データ入力のお仕事内容とは? データ入力といっても、どのようなデータをどんな風に入力するのでしょうか。ここではデータ入力の仕事の基本についてみていきましょう。 ●データ入力ってどんなお仕事? データ入力の仕事とは、手書きのデータやアンケートの回答などを、PCを使ってフォーマットに入力していき、保存をすることが主な業務になります。 自宅のPCにExcelやWordがあれば できる仕事なので、一般的なオフィスワーク以外にも在宅ワークで働くこともできます。そのため、副業として在宅でデータ入力を仕事にしているという人も多くいます。実際に職場に行って仕事をする場合、アルバイトやパートなどの就業形態が一般的となっています。最近では、PCがない方でも、スマホだけでできるデータ入力のお仕事も登場しています。 「データ入力」とひとくちにいっても、その働き方は会社によってまちまちで、データ入力のみをおこなう場合もあれば、コールセンターなどではオペレーターとしての電話応対に付随する業務という形でデータ入力を行う場合もありますし、法律事務所などの会社は顧客応対や書類作成などの事務全般の仕事の中にデータ入力が含まれている場合もあります。具体的な業務内容については応募の際に、問い合わせをするとよいでしょう。 在宅ワークの場合は、基本的に依頼主からお仕事を請け負うという形で仕事をします。雇用契約ではなく業務委託という形で、仕事ごとに契約を行います。 ●入力する主なデータ 入力する「データ」ですが、その幅はかなり広いです。メジャーなところだと名簿や名刺から顧客情報を入力したり、紙で交わされた契約書の内容、売上伝票の記録、アンケートの回答を入力するなど多岐にわたっています。 他にも手書きのメモや原稿、画像やPDFデータに書かれた文章、音声データの書き起こしなどがあります。 データ入力のお仕事のメリット・デメリット データ入力の仕事はオフィスワーク・在宅ワークの中でも比較的人気の高いお仕事です。 ここでは、データ入力の仕事のメリット・デメリットについて解説していきます。 ●メリット データ入力は特別な知識や資格が不要なので、未経験でも始められるのが魅力です。誰でも参入しやすい仕事ということも人気が高い理由のひとつです。 仕事内容は基本的にPCで行う仕事ばかりなので、経験を積むことで基本的なPCスキルが身につきます。特にオフィスワークでは必要不可欠ともいえるWordとExcelを頻繁に使いますので、これらの操作スキルは確実に向上するでしょう。 また、データ入力は毎日膨大な量の文字や数字を打ち込みます。毎日データ入力を続けていくとだんだんと文字入力速度も向上していきます。さらに、より効率的に仕事を行うための技術であるブラインドタッチを習得することも可能です。 ここで紹介したPCスキル、Word・Excelの操作スキル、ブラインドタッチ・速い文字入力というスキルは事務処理スピードを上げるために重要なものです。もしこれらのスキルを取得することができれば、事務仕事においてはどのような職場でもある程度の評価と実績を得られるようになるでしょうし、転職などでもよいアピールポイントになります。 データ入力は未経験から将来のキャリアに有益なスキルを得られるというメリットの多い仕事なのです。 ●デメリット デメリットとしてはPCでの作業に慣れることができない人には厳しい仕事であるということです。 まず、未経験からOKといえども、最低限PCでの文字入力ができる必要があります。特に若い世代はスマホをフル活用する世代なのでPC操作に慣れていない場合もあります。数字・日本語・英語・特殊記号などは使いこなしておく必要があるでしょう。 また、データ入力は1日のノルマが設定されている場合があります。なので、PC操作になれておらず作業に時間がかかってしまう場合は残業など大変な思いをしながら仕事をすることになってしまう可能性もあります。データは日々新しいものが追加・更新されるので作業効率が重視される仕事と心得ておいたほうがよいでしょう。 PC作業ならではのデメリットもあります。長時間PCとにらめっこするような仕事なので、肩こりや目の疲れが起こる可能性があります。適度なストレッチやPC用メガネなどの用意などの対策は必須となります。 また、大量にデータを入力する作業ですので、だんだんと仕事のモチベーションが下がり、効率が下がってしまう可能性もあります。短期間での目標を定めるなど、モチベーションを維持し続ける工夫をすることが必要です。 データ入力のお仕事に向いている人の特徴は? 様々なメリットやデメリットのあるデータ入力のお仕事ですが、どのような人が向いているのでしょうか。ここでは、データ入力の仕事に向いている人の特徴について解説していきます。 ●集中力、忍耐力のある人 データ入力のお仕事は、長時間PCや資料と向き合うことが多いです。そのような環境下で量をこなしながらデータを間違えずに入力しなければなりませんので、正確性やスピードが求められます。 そのため、慎重にお仕事を進められる人や根気よく作業を続けられる人が向いているといえるでしょう。特にお金に関わる重大なデータなどは打ち間違いが許されません。忙しくなったり疲れたりすると集中力が薄れてミスのチェック漏れなどが出てくる危険性がありますので、性格的に慎重な人やコツコツ作業が好きな人はミスの見逃しを防ぎやすいです。 ●効率化を考えるのが好きな人 実は、データ入力は、仕事を効率的に進める方法を考えるのが好きな人にもってこいの仕事なのです。 データ入力は数値やデータ、文章を打ち込むという同じような作業の繰り返しとなります。正確なデータの入力さえできればどのような方法で仕事をしても良いので、自分なりのやり方を編み出して作業効率を高めることができるのです。 特にPCはショートカットキーやブラインドタッチ、頻出単語の辞書登録、機能のカスタマイズなど工夫次第で効率化につなげられるテクニックがたくさんあるので効率化を考えるのが好きな人にとっては楽しさを覚えることもあるでしょう。 効率化をおこなって短時間で大量のデータ入力をこなせるようになれば評価も報酬もアップします。特に在宅ワークの場合は受けられる仕事量が増えるので、収入アップも期待できます。 ●PCスキルが高い人 データ入力において特に必要なPCスキルはありませんが、もちろんPCの扱いになれている人の方が仕事を覚えるのが早く、結果を出すのも早くなります。ブラインドタッチやキーボードのショートカットキーなど効率化のための技術を使いこなせて、WordやExcel、PowerPointなどの業務経験があると最初から大きな戦力として評価されるでしょう。 データ入力のお仕事をするときのポイント データ入力の仕事を始めるにあたって、継続的に仕事を続けていくために意識しておくべきポイントがいくつかあります。特に在宅ワークの場合は1つひとつの仕事の評価が継続した仕事につながるので、さまざまな点を意識して仕事をすることが大切です。最後に、データ入力の仕事をするときのポイントについて解説します。 ●情報管理を徹底する 仕事で渡されるデータには個人情報や顧客情報など重要な情報がとても多いです。企業は信頼してデータを渡してくれているので、信頼関係を崩さないためにもデータを取り扱う際には十分な注意が必要です。情報の記載された資料を外に持ち出さないことはもちろん、PCから誤って情報を流出させないように対策をしましょう。 オフィスワークの場合は会社のPCを利用することがほとんどですが、在宅ワークの場合は自分のパソコンで作業することになります。もしウイルスに感染していた場合、情報が流出するリスクは非常に高くなりますので、自分のPCで作業する場合は必ずセキュリティソフトを入れてウイルス対策ができているPCを使うようにしましょう。 もちろん仕事で得た情報を他人に話してはいけません。最近はSNSなどつい仕事のことを漏らして問題になってしまうということもありますので、プライベートな内容であっても、SNSで投稿する際には機密にあたる内容が含まれていないかどうか十分にチェックしてから投稿するようにしましょう。 ●納品前に必ずチェックを行う データの入力ミスは仕事の評価につながります。仕事を続けていくためにはミスのない入力を行うことが重要です。しかし、どんなに注意を払っても人間ミスはするものです。なので、納品前に入力ミスがないか、入力に漏れがないかなどを必ずチェックするようにしましょう。 データ入力は正確性が重視されますので、必ずチェックする習慣をつけておくことが重要です。スケジュールに余裕があれば、時間を置いてダブルチェックするような体制を整えておくと、より正確性の高い納品ができます。 ●こまめに休憩を取る 1日じゅうPCに向かい合って入力作業を続けていると疲れがたまり、集中力が低下します。そのまま我慢しながら作業を続けているとミスにつながるおそれもありますので、一定時間ごとに休憩時間を取ってリラックスするようにしましょう。 だらだらと続けるよりもこまめに休憩を入れつつ作業をしたほうが、結果的に集中力が持続して仕事の効率アップにつながります。 実は奥深いデータ入力。自分にあった仕事なのか事前にしっかり考えよう 未経験から始められて事務仕事に必要なスキルを習得できるデータ入力は人気の高い仕事です。 コツコツと根気強く作業を進めていくのが好きな人や、性格的に慎重な人はうってつけですし、効率化アップの工夫やスキルアップのための勉強も必要となる奥深い仕事であるといえるでしょう。 長く続けられる仕事に出会うためのコツは、自分の希望や性格と仕事のミスマッチを避けることです。今回紹介したメリット・デメリットを参考にしながら、自分の性格や理想とする働き方にマッチする仕事なのかを考えた上でチャレンジしてみましょう。 求人内容によっては短期バイトでデータ入力の募集をしているところもあります。実際にどのような仕事なのか体験したいという方は、まずはお試しに短期バイトで働いてみるのもよいかもしれませんね。 また、NTTドコモの提供するdジョブスマホワークでは、パソコンのスキルがない方でも安心してチャレンジできるデータ入力のお仕事もたくさん掲載しています。スマホからゲーム感覚で楽しくできる名刺データ入力のお仕事や、ショッピングサイトのランキングについて入力するお仕事など、たくさんのお仕事があります。スキマ時間に少しでもおこづかいを稼ぎたい、未経験だけどやってみたい、と考えている方はぜひ一度覗いてみてくださいね! あわせて読みたいおすすめの記事副業経験者20,000人に聞いた人気の副業や利用サービスのランキングはこちらから