おすすめの在宅ワーク20選|スキマ時間を上手に使ってカシコく収入アップ!

「仕事はしたいけれど子育てや介護をしているから毎日オフィスに出勤するのは難しい」という主婦の方は多いものです。こういう状況でも自分のペースに合わせ、家にいながら仕事ができる在宅ワークの人気が高まっています。

時間を上手にやりくりして在宅ワークをすればけっこうな収入アップにもなり、家計の助けにもなりますし、何よりやればやっただけ収入が得られるという点が在宅ワークの大きなメリットです。

在宅ワークが本格的に始まったのは1980年代のアメリカといわれています。それ以前も日本には「内職」と呼ばれる形での在宅ワークが存在していましたが、その多くは縫い物やシール貼り、伝票整理、梱包作業などといった手作業が中心でした。現在のような多彩な在宅ワークが行われるようになったのはインターネットが普及してからのことです。

ここでは在宅ワークとは具体的にどういったものなのか、どういう種類があるのかについて詳しく見ていきたいと思います。

 

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在宅ワークってどんなお仕事?

●在宅ワークとは
在宅ワークとはどのような形態の仕事になるのでしょうか。

在宅ワークとは、基本的には自宅で完結する仕事のことです。会社に所属しながら在宅ワークをこなすケースもありますが、多くは誰にも雇われていない個人事業主として、各企業から受注しているスタイルが主流です。

特に、クラウドソーシングを利用しているワーカーがここ数年で増えています。インターネットとクラウドソーシングを活用している点は、新しいワークスタイルといえるでしょう。
※クラウドソーシング:発注者がオンライン上で受注者に対して仕事を依頼することができる仕組み。

また、在宅ワークは主婦に非常に人気があり、家事との両立や空き時間の有効活用という点でも女性にメリットがある就業スタイルです。

もちろん、男性のサラリーマンが副業として行うケースもあります。本業の間にスキルを生かし、安定した収入を得る方も多いでしょう。

在宅ワークに向いた仕事として、デザインワークやシステム開発など、資格不要の職種が多い傾向にあります。

●在宅ワークのメリット
在宅ワークのメリットとして挙げられるのは、何といっても空いた時間を生かして働くことができる点です。主婦や母親として家事や育児、介護への対応が容易にできる点は見逃せません。

また、職種によっては初期投資がほとんどかからないことも魅力のひとつです。最近ではスマホ、またはPC1台ですぐに始められる職種もあります。

一方で見逃せないのが、対人関係に惑わされるリスクが少ないことです。対人関係を負担に感じる就業者は非常に多く、日本でもメンタルヘルス対策が企業にとって重要な課題となっています。在宅ワークでは少なくとも社内の人間関係の負担は減らせることができ、作業に専念することで効率も上がります。

●在宅ワークと内職との違い
従来から主婦などが家庭で行い、本業とは別に収入を得る仕事は内職と呼ばれていました。この内職と在宅ワーカーはどこが違うのでしょうか。

具体的には内職者は「家内労働者」であり、在宅ワーカーは「個人事業主」という区別になり、その立場に相違があります。実は法律面でも両者は違いがあります。

内職者は家内労働法という法律で守られています。内職とは委託者から製造や加工を請負い、その報酬として工賃の支払いを受けます。家内労働者には労働基準法が適用されません。そのため家内労働法によって最低賃金や支払い方法などの面で、強い立場の委託者から守られています。

一方、現行では在宅ワーカーを守る法律はまだありません。従来の「個人事業主」として登録することで在宅ワーカーとして活動しますが、法人になっていない以上、経営者でも雇用者でもありません。そのため労働基準法でも家内労働法でも対象外となります。

さて、両者の収入、つまり給与について考えてみましょう。在宅ワークの場合は「報酬」、内職は「工賃」となります。在宅ワークでは、取引完了後に請求書を発行し、取引先と交わした条件に従って支払いを受けます。通常、入金まで2カ月程度を要します。

内職の場合は、伝票などの記載に応じて工賃を支払い、納品後1~2カ月で入金があります。内職では家内労働法によって現金での支払いが、委託者に義務付けられています。

なお、在宅ワーカーであれ、内職者であれ、その取引先としての会社や業者の規模や取引条件によって収入金額が異なります。

気軽に始められる在宅ワーク

●テープ起こし
インタビューや会議、または講演などの音声データを、文字に書き起こすことをテープ起こしといいます。会話中の不要な音声を省いて書き起こす「ケバ取り」と、音声内容を一字一句変えない「素起こし」などのスタイルがあります。学術・医療・美術などの専門性の高い分野でスキルを磨くことで、仕事量も報酬も高いレベルで受けることができます。

●データ入力
データ入力はバイトなどの求人ではよく目にする職種です。この仕事は、初心者からでも経験が少なくても対応できる作業です。それだけに、初めは時給もやや低めですが、経験を積むことで効率良い結果を出すことができれば評価も高くなります。

仕事内容は主に経理関係の計数入力、アンケートなどの情報入力など、文字や数字をパソコンに入力することがメインワークになりますので、ブラインドタッチは必須です。

●アンケートサイト
アンケートモニターとして、商品を試用したり、アンケートに答えたりすることで収入になります。ほかにゲームやショッピングなどをサイトで行うことでポイントをゲットでき、そのポイントを現金に換えることができるサービスもあります。

●アフィリエイト
アフィリエイトとは、ブログや自らが運営するサイトに広告を掲載することで収入を得る仕組みをいいます。まずは集客ができるブログやサイトを作成し運営しなければなりません。

●ネットオークション
自分の保持している商品アイテムを出品し、欲しい人が値付けをしつつ、最高値を提示したユーザーへ販売することになります。ヤフオクやモバオクなど有名なオークションサイトがありますので、知っている方も多いかもしれません。

●フリマへの出品
フリーマーケットをネットで展開するフリマアプリも多くの方が活用しています。自身が持っている商品を販売する点ではネットオークションと似ていますが、相対での販売になる点が違いますし、オークションより迅速に販売が決定されます。

●シール貼り
作業内容はシンプルで、単期間やその日だけのアルバイトもあります。最近では大学生などにも人気の高いバイトのひとつです。仕事の内容は、商品に値札やあて名、バーコードを貼って行きます。いわゆる軽作業のひとつになります。

●コールセンター
電話を受けたり(インバウンド)、かけたり(アウトバウンド)する仕事です。インバウンドでは製品やサービスの問い合わせや、使い方のサポートなどが主流です。アウトバウンドではテレアポや営業、調査や各種案内を行う仕事です。

●テストの採点・添削
テスト・模試・通信講座の回答などを採点したり添削したりする仕事です。小学校から大学、通信講座、企業の社内試験とすそ野は広く、知識や学習経験を生かすことができます。一方、採点結果は厳密になされなければ大変なことになるので、正確に採点・添削を行う必要があり、責任のある仕事となります。

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専門知識・スキルを生かせる在宅ワーク

●ライティング
企業のオウンドメディア、広告などの文章を執筆する仕事になります。多くが検索エンジンやSNSからの集客や送客を目的とした文章であり、コラムや商品・サービスの紹介や説明文を掲載することになります。

●翻訳
グローバル化に伴って翻訳業も在宅ワークとして広まっています。クラウドサービスでも多様な発注者が存在し、かつてのように狭い職種ではなくなっています。収入も比較的高く、語学力を生かせる点から海外在住経験者や外国語教育を受けた方に人気の高い仕事です。

●イラスト作成
かつてはイラストも特殊な分野の仕事で、そもそもどのように仕事を受注するのか不明で、一般人にはハードルの高い専門職でした。現在はクラウドサービスでも多くの需要があり、イラストや絵が得意な人にとって趣味の能力を生かせる仕事になっています。

●動画制作
ユーチューブもすっかり定着した感がありますが、動画制作も在宅ワークとして検討できます。ユーチューバーとして既に実績がある人も、映像クリエイターとしてスキルを持っている人も、さまざまな分野で動画制作の仕事が求められています。企業が発注するある程度のボリュームがある動画から、商品紹介やユーチューブ向けの短い動画まで、意外と幅広い需要が見込めます。

●写真の販売
写真素材サイトも多く展開されています。ウェブサイト数の増加に伴って、写真やイラストなどの需要も急激に拡大しています。そのため写真素材サイトへのニーズも増えており、写真素材は引く手あまたの状況です。写真素材サイト向けのプロ写真家も増えています。

●ハンドメイド
minneやメルカリを代表としたウェブサービスで、ハンドメイド製品を販売する方法も人気があります。自作の製品(アクセサリー、バッグなど)を専用サイトで販売するのですが、ハンドメイド製品を作る方も買う方も新しいスタイルとして確立されつつあります。

●投資
従来からある株投資や不動産投資ですが、スマホの発展と同時に、投資家のすそ野も広がっています。比較的投資に消極的な日本人といわれていますが、スマホの手軽さとアプリの進化は、多くの個人投資家を生んでいます。

WEB開発系の在宅ワーク

●Webデザイン
WEB制作においてもっとも重要なパーツのひとつがデザインです。WEBデザインはパソコンばかりではなく、スマホやタブレットにまで広がっていますが、今後もデバイスの進化は止まらないと考えて良いでしょう。それに合わせてデザインも広がりをみせることになります。こうしたデザインはパソコンさえあればどこでもワークが可能であり、在宅ワークではもっとも依頼が多く、依頼のすそ野も大変広いことが特徴です。在宅ワーカーとしてもっとも知名度が高い職種のひとつです。

●Webサイト制作
デザインに限らず、Web制作全般も在宅ワークとしては仕事量の多い部類になります。Web制作全般となるとパート毎に仕事内容も幅が広がります。サイトの設計、SEO対策、コンテンツ作成、システムの開発、サーバの用意から調整、そして公開までのサポートと実にさまざまな作業が必要です。また、ブログの設定、バナー画像の作成、更新作業などの比較的スモールな仕事や、メンテナンスや運営といったその後のアフターサービスも発生します。

●システム開発、ソフトウェア開発
システム開発やソフトウェア開発も多くの在宅ワーカーが活躍している職種です。プログラムやシステムについてのスキルが高ければ在宅ワーカーでも高収入が期待できる仕事ですから、腕に自信のあるプログラマーやSEにとってはおすすめできる在宅ワークです。

●アプリ開発
アプリ開発も在宅ワークとしては見逃せません。スマホをベースとしたアプリ開発スキルは在宅ワーカーにおいて身に着けておくとよいスキルの一つでしょう。

在宅ワークを始める前に押さえておきたいポイント

在宅ワーカーとしてデビューする前に、その注意点や情報など、押さえておきたいポイントをまとめてみます。

●職種の特徴をしっかり把握する
仕事内容は詳細まで分かる範囲で把握することが大切です。よく調べることで今の自分にとって難易度が高いのか低いのか、ある程度でも分かれば良い判断材料となります。

仕事のなかにはノルマや納期が厳しいものもあります。ノルマも納期も、最終的にクリアできるかどうかは重要な指標で、その後の取引継続についても影響がありますので、慎重に対応するべきでしょう。

職種によっては初期投資が必要なこともあります。初期投資が無料であれば、それに越したことはありませんが、業務遂行上どうしても必要な金額が出てくることは否定できません。その際はその金額がいくらかかるのか、今後の仕事のなかで回収できるのか、よく検討してみてください。

また、クラウドサービス上での依頼には手数料がかかるものが多いので、受託金額に対して実際の入金額と違うこともあります。手数料については安易に考えずにしましょう。

業務を引き受けるに際し、最終的に報酬額がどのようになるのか改めて把握してください。初期費用や経費、作業時間などを計上した上でマイナスにならないように気を付ける必要があります。

●自己管理の徹底
在宅ワーカーとして営業するということは、ひとりで全てこなすことです。自分ひとりで完結する仕事である以上、納期は厳守しなければなりません。例え体調不良でも休めないこともあります。何故なら、今後の取引上、納期を守れないワーカーだと発注者に思われることは今後の受注に影響があるからです。

●甘い言葉に注意
「月〇万円」「楽に高収入」などの甘い言葉には気を付けましょう。納期やノルマについて非常に甘い、常識外の高単価案件であるなどの場合、何らかの事情がある可能性があります。

●お仕事の継続性
受注に際して検討する重要な項目のひとつに長期間続けられる仕事かどうかがあります。短期での仕事だと、常に営業活動をしなければなりませんが、個人事業主はひとりで営業から作業・納品まで対応しなければなりません。その点で長く続けられる継続案件は効率的で安定した事業計画が望めます。
平均した場合、継続した仕事がないと高報酬につながらないともいえます。

さらに、自分が楽しめるお仕事かどうかが重要でもあります。継続する仕事を受注できたとしても、その内容が興味を持てないものであったり、モチベーションを持てないものであったりすると、継続すること自体が苦痛になるかもしれません。

●確定申告
忘れてはならないのは確定申告についてです。個人事業として在宅ワークを行うと収入が入ってきますが、一定の基準を超えると所得税の申告が必要になります。

仮に本業を持ちながら在宅ワーカーとして営業していると、本業では給与所得者として年末調整まで行われていることになります。このケースであれば、在宅ワークで得られた収入が20万円以下の場合は申告不要となります。

ただ、確定申告についてはその他に複数の事業所から給与を得ている場合など、ケースによっては確定申告が必要です。
在宅ワークを始める前に、自分の状況がどのようなケースにあたるか、詳細を確認してみると良いでしょう。

スキマ時間を使った在宅ワークの将来性について

在宅ワークはここ数年で大きく飛躍しています。もはや終身雇用制も頼れるような状況ではなく、本業のほかに副業として在宅ワークが注目されています。今後の日本の就業スタイルの変化のキーワードとして「在宅ワーク」は重要な位置を占めているのではないでしょうか。

おすすめできる在宅ワークを20職紹介しましたが、内容を見ると実にさまざまなジャンルと形式があります。これらのなかから、どの仕事を選ぶかは自身のスキルや興味、また仕事内容を総合的に判断する必要があります。

最初はスキマ時間を利用した在宅ワークから始めたとしても、経験を重ねることで本業並みのボリュームに発展するかもしれません。本格的な在宅ワーカーを目指す方はぜひ計画的に進めてくださいね。

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