40代におすすめの転職サイト比較ランキング!40代の転職事情と選び方についても

2024/07/29

※この記事はプロモーションを含みます。

年齢がネックになり、なかなか最初に一歩を踏み出せずにいる方も多い40代の転職。
40代の転職は20代や30代のように若さやポテンシャルをアピールできるわけではないので、転職の難易度が高くなりがちなのも確かです。

ただ、40代でも転職の仕方によっては希望通りの企業に転職できますし、年収アップを実現することもできます。

そして、そんな40代の転職を成功に導いてくれるのが「転職サイト」です。

40代の転職では、さまざまな業界の求人が掲載されている総合型の転職サイトと、ハイクラス向けの転職サイトやミドル層向けの転職サイトなど何かしらに特化した特化型の転職サイトを併用するのがおすすめです。

40代での転職を検討している方の中には年収アップやキャリアアップなどを実現するためにハイクラス転職を検討しているという方も少なくないかと思いますが、そういった方におすすめなのがハイクラス向け転職サイトの「BIZREACH」です。
また、年収交渉などのサポートが充実しており、非公開求人を紹介してもらったり40代の転職活動を成功に導くためのポイントなどを教えてもらいながら転職活動を進められる点を考えると、転職エージェントにも登録しておくべきだと言えます。

40代のおすすめの転職エージェントはいくつかありますが、特におすすめなのが「リクルートエージェント」です。

この記事では、40代が転職活動をスタートさせるときに積極的に活用したいおすすめの転職サイトを紹介していきます。

自分にピッタリの転職サイトの選び方や転職サイトを活用する上でのポイントなどもあわせて紹介していくので、参考にしながら転職を成功させましょう。

40代がまずは登録したい転職サイト
BIZREACHの特徴
  • ヘッドハンターや企業から直接スカウトが届く
  • 自分の市場評価を知ることができる
  • 多くの40代がビズリーチを利用

ビズリーチは、年収1,000万以上の求人が3分の1以上を占めるハイクラス向けの転職サイトです。即戦力や管理職ポジションの求人が中心のため、これまでの経歴を活かして転職したい40代にピッタリでしょう。 実際にビズリーチを利用している人の55.5%が31~45歳と多くの40代からも支持されてます。

ビズリーチに登録すると、ヘッドハンターや企業から直接スカウトが届くので、自分の市場価値がどれくらいなのかを知ることができます。

未経験職種にチャレンジしたい人を除く40代の転職希望者は、まずはビズリーチに登録しておくのがおすすめです。

タイプ ヘッドハンティング型
求人数 197,000件以上 ※2024年7月18日現在
求人エリア 全国(海外勤務の求人もあり)
おすすめ度 ★★★★★(最もおすすめ)

40代に向いてる転職サイトの選び方

40代が転職サイトを活用しながら転職活動に取り組む上で最も重要になるのが、「どの転職サイトを利用するか」です。

40代向けの転職サイトにはさまざまなサイトがあり、それぞれ取り扱っている求人やサービスの内容、特徴などが異なります。
また、「たくさんの求人の中からピッタリの転職先を選びたい」「〇〇業界に転職したい」「ハイクラス求人に応募したい」など、それぞれのケースで最適な転職サイトが異なるので、最適な転職サイトを選ぶようにしなくてはいけません。

40代の方が自分にピッタリの転職サイトを選ぶには、以下の3点を意識しながらどのサイトを利用するか考える必要があります。

  • ミドルクラスの転職を得意としている転職サイトを選ぶ
  • 総合型と特化型を併用して使い分ける
  • 転職エージェントも活用する

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

ミドルクラスの転職を得意としている転職サイトを選ぶ

40代の転職はミドルクラスの転職に分類されますが、そのミドルクラスの転職を得意としているかどうかも転職選びにおける重要なポイントの一つになります。
転職サイトの中には、20代や30代前半の若い世代向けのサイトもあれば、30代後半〜40代のミドル層向けのサイトもあります。

若い世代向けのサイトはターゲット層となる20代〜30代前半向けの求人が充実している一方で40代向けの求人の掲載数は少ない傾向があるので、40代が利用するべきサイトではありません。

一方、ミドルクラス向けの転職サイトには30代後半〜40代向けの求人が充実しており、掲載されている転職に関するお役立ち情報もその年代に向けたものになっているので、転職活動を進めていく上で非常に参考になります。
ミドルクラスの転職を得意としている転職サイトの方がサポートの実績も豊富なので、そのような転職サイトに登録し、活用するようにしましょう。

総合型と特化型を併用して使い分ける

40代の方が利用する転職サイトを選ぶ場合、総合型と特化型を併用して使い分けるべきだという点についても押さえておかなくてはいけません。
転職サイトには、さまざまな業界・業種の求人を取り扱っている総合型の転職サイトと、特定の業界・業種の求人のみを取り扱っている特化型の転職サイトがあります。

ハイクラス求人をメインに取り扱っている「BIZREACH」などのハイクラス転職向けの転職サイトやミドル層の転職に特化している転職サイトも、特化型の転職サイトだと言えるでしょう。
特化型の転職サイトは特定の業界や特定の条件を満たした求人をメインに取り扱っているので求人のリサーチを効率的に進められるなどのメリットがありますが、掲載されている求人の数が少ないという大きなデメリットがあります。

掲載されている情報の量でも大手の総合型の転職サイトにはかないません。

その特化型の転職サイトと掲載されている求人や情報の量が多い総合型の転職サイトを併用することでお互いのデメリットを補い合いながら転職活動を進められるようになりますし、特化型の転職サイトと併用することで総合型の転職サイトのデメリットもカバーできるようになります。

そのため、40代の方が転職サイトを選ぶ際は、総合型と特化型のどちらかだけでなく、両方の転職サイトを1つずつ選んで利用するようにしましょう

転職エージェントも活用する

40代の方が転職サイトを利用して転職活動に取り組む際は総合型のサイトと特化型のサイトの両方を併用するべきだと紹介してきましたが、よりおすすめしたいのが転職エージェントとの併用です。

転職エージェントは、アドバイザーやエージェントなどの担当者が転職活動をサポートしてくれるタイプの転職サービスです。

サービスの内容はそれぞれのサービスによって異なりますが、

  • 求人情報のリサーチ・紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • スケジュール調整など企業側とのやりとりの代行
  • 条件交渉の代行

など、本来自分でこなさなければならない面倒な作業を代行してくれたり、アドバイスをくれたり相談に乗ってくれるなどして、あなたの転職活動を徹底的にサポートしてくれます。

40代は今の会社で責任のある立場についていることが多くて仕事に追われがちですし、家庭を持っている人も多く転職にあてる時間が限られてしまいがちですが、転職エージェントであれば少ない時間を有効に使って効率的に転職に取り組むことができます。

40代の方が利用する転職サイトを選ぶ際は、総合型の転職サイトと特化型の転職サイトに加えて、転職エージェントも1つ選んでおくようにしましょう。

40代の転職はいくつかの転職サイトに複数登録して活用するのがおすすめ

40代の転職では複数の転職サイトに登録し、併用するのがおすすめです。
なぜなら、複数の転職サイトに登録することでより多くの求人をチェックできるようになりますし、それぞれのサイトの不得意な部分をカバーできるようになるからです。

転職サイトに掲載されている求人の情報はそれぞれのサイトによって異なります。
掲載されている求人の量はもちろん、求人の質にも違いがあるので、なるべくさまざまなサイトの転職情報をチェックするべきです。

40代の転職は年齢的に最後の転職になることも多く、転職先選びの重要性が20代や30代の転職よりも高くなるので、複数の転職サイトを利用することがより重要になります。

また、転職サイトは、

  • さまざまな業界の求人をまんべんなく取り扱っている総合型のサイト
  • 特定の業界の求人のみを取り扱っている特化型のサイト
  • 特定の年代の転職を得意としている特化型のサイト
  • ハイクラス求人をメインに取り扱っている特化型のサイト

など、サイトごとに特色があるので、自分に合うサイトを選んで転職活動に取り組むという意味でも、さまざまなサイトに登録して活用するべきだと言えます。

40代におすすめの転職サイト比較一覧表

40代におすすめの転職サイトを求人のタイプで比較しました。
幅広い求人を扱う総合型サイトやハイクラス向けの転職サイトなど様々なので、自分のキャリアに合った転職サイトを利用しましょう。

転職サイト ターゲット年齢 タイプ
ビズリーチ 30代~50代 ハイクラス
リクルートエージェント 20~50代 総合型
JACリクルートメント 30代~50代 ハイクラス
doda 20代~50代 総合型
FROM40 40~50代 総合型
リクルートダイレクトスカウト 20代~50代 ハイクラス
パソナキャリア 20代~50代 ハイクラス
ミドルの転職 40代~50代 ハイクラス
type 20代~50代 総合型
リクナビNEXT 20代~50代 総合型

年収アップは実現できる?40代におすすめの転職サイトランキング

まずは、40代におすすめの転職サイトをご紹介します。
各転職サイトのおすすめポイントをまとめましたので、転職サイトを選ぶときの参考にしてみてください。

BIZREACHの特徴
  • 厳選された優良企業からスカウトが届く可能性がある
  • 自分の市場価値を知ることができる
  • 年収1,000万円以上のハイクラス求人が豊富

ハイクラス転職サイトと言うだけあり、40年代の転職実後の年収の平均は960万円と、高い水準です。今の役職と同等以上の求人や、現年収と同等以上の年収を維持したいと考えている方にお勧めの転職サイトです。

ビズリーチは企業やヘッドハンターからスカウトを受けるのが基本。職務経歴書を登録するだけで、厳選された優良企業やヘッドハンターからスカウトが届くので、自分の市場価値を知ることもできます。

ビズリーチには転職支援サービスがあり、無料のスタンダードプランから有料のタレント・ハイクラスプランにアップグレードすると、すべての求人が閲覧できたり、ヘッドハンターに転職の相談ができたりと、質の高いサービスを受けられます。

運営会社 株式会社ビズリーチ
年齢 30代~50代
タイプ 総合型
求人数 83412件 ※2022年9月28日現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 登録することで複数の転職エージェント担当者やヘッドハンターと面談が可能
リクルートエージェントの特徴
  • 転職支援実績が豊富
  • 非公開求人が10万件以上ある
  • 転職者の約60%が年収UPしている

リクルートエージェントは、大手である株式会社リクルートが運営する転職サイトです。20代や30代の転職とは進め方が異なる40代の転職をしっかりサポートしてくれます。

幅広い職種の案件を取り扱っていて、リクルートエージェントにしかない非公開求人が10万件以上あるので、一般的に出回っていない優良求人を探せるのも魅力です。

転職者の約60%以上が年収UPしたという実績もあるため、年収UPを目指して転職を検討している40代の方におすすめです。

運営会社 株式会社リクルート
年齢 20代~50代
タイプ 総合型
求人数 275,763件 ※2022年9月27日現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 あり
JACリクルートメントの特徴
  • 外資系企業への求人が多い
  • 40代以上の転職実績が豊富
  • 厳選された独占求人が豊富にある

ロンドン発祥の日系転職エージェントサービスを展開しているJACリクルートメントは、海外に独自のネットワークを持っていて、日本以外に11ヶ国に拠点があることで、外資系や海外企業への転職を考えている方に向いています。

ミドル層向けの実務経験を活かしたキャリアアップ案件も豊富で、転職した方のうち30代が約4割、40代以上が半数を占めています。

保有している求人の多くが年収600万円以上で、年収800万円をこえる高収入な求人も豊富なので、現在の年収と照らし合わせながら求人に応募することが可能です。

運営会社 株式会社 JACリクルートメント
年齢 30代~50代
タイプ 総合型
求人数 15149件 ※2022年9月28日現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 あり
dodaの特徴
  • 国内最大級の求人数
  • 総合的に使いやすい
  • 求人の質が良い

dodaは国内でも最大級の求人数を誇っているため、40代向けの求人も多数取り扱っているのが特徴です。

また、転職を希望しているものの、業種や職種、企業が選べないという方には、専任のキャリアアドバイザーがついて、丁寧に転職活動をサポートしてくれます

dodaには年収査定ツールがあり、転職者のデータからAIが年収を査定してくれるというサービスがあります。自分の適正年収を知って転職活動ができるのもメリットと言えるでしょう。

運営会社 パーソルキャリア株式会社
年齢 20代~50代
タイプ 総合型
求人数 160830件 ※2022年9月29日現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 あり
FROM40の特徴
  • 40代に特化した求人がある
  • 企業からのオファーが届く
  • 3,000件以上の非公開求人がある

FROM40は、日本最大級の40代ミドルシニアに特化した転職サイトです。幅広い業種や職種の求人を取り扱っていて、非公開求人も3,000件以上あるため、登録するとすべての求人が閲覧可能です。

さらに、自分のプロフィールを見た企業から直接オファーを受けることもでき、求人を探すだけではなくオファーを待つという形での転職活動が可能なので、現職が忙しく転職活動が難しいと考えている方にもおすすめです。

運営会社 株式会社 ダトラ
年齢 40~50代
タイプ 総合型
求人数 16,884件※2022年9月現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 なし
リクルートダイレクトスカウトの特徴
  • スカウトサービスでハイクラス転職が叶う
  • 求人提案もスカウトサービスも受けられる
  • 自分に合ったヘッドハンターが選べる

リクルートが運営するハイクラス向けのスカウトサービスである、リクルートダイレクトスカウトは、年収800~2,000万円と高収入の求人が中心です。

登録することで、ヘッドハンターからの求人提案や、企業からのスカウトを受けられ、エグゼクティブ向けの非公開の求人も豊富なので、ハイクラス転職を希望している方は登録をおすすめします。

ヘッドハンターは、求人を紹介してくれるだけではなく自分に合った転職やキャリアの相談などにも乗ってくれるため、転職活動をする上で心強い存在となります。

運営会社 株式会社 リクルート
年齢 20代~50代
タイプ 総合型
求人数 125286件 ※2022年9月28日現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 あり
パソナキャリアの特徴
  • 転職者の67.1%が年収UPに成功している実績がある
  • エージェントサービスを利用することもできる
  • 現職の退職交渉もしてくれる

人材業界大手のパソナグループが運営するパソナキャリアは、転職者の67.1%が年収UPに成功しているということから、現在の年収を上げたいと考えている方におすすめです。

キャリアアドバイザーが履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたり、模擬面接対策を行ってくれたりと、サポートが手厚いのも魅力です。

主にハイクラスの求人を取り扱っているため、40代の転職も安心して任せられる上に、退職の交渉も行ってくれて、入社までをしっかりサポートしてくれます。

運営会社 株式会社パソナ
年齢 20代~50代
タイプ 総合型
求人数 38994件 ※2022年9月29日現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 あり
エン ミドルの転職の特徴
  • ミドル世代向けのハイクラス求人に特化している
  • 年収1,000万円を超える求人が多数掲載されている
  • 非公開求人を受けられるスカウト機能があるる

エン ミドルの転職は、30代や40代専用のハイクラス転職サイトです。年収1,000万円以上の求人が豊富で、エージェント経由ではなく直接応募可能な企業もあります。

会員になると非公開求人を閲覧できる他にも、非公開求人からのスカウトが届く機能を使用できるため、自分の価値を知ることもできます。

今までの自分のキャリアを活かして、年収UPを目指しているという方におすすめの転職サイトです。

運営会社 エン・ジャパン 株式会社
年齢 40~50代
タイプ ハイクラス
求人数 174,711件※2022年9月27日現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 あり
typeの特徴
  • 首都圏の求人が多い転職サイト
  • AIで最適な求人をマッチングできる
  • ITの求人が多い

typeは、地方の求人もあるものの、東京、神奈川、千葉、埼玉の求人をメインに扱っているため、長年の企業との付き合いによって優良求人を多く保有しています。

人員不足が続くIT業界は転職のチャンスが多く、中でもエンジニア向けの求人が多いため、IT業界での転職を考えている方におすすめです。

また、WEB業界で働く方のための転職相談会を実施していて、キャリアアドバイザーとの面談も行えるため、転職が不安だという方は相談会に参加してみるのも良いでしょう。

運営会社 株式会社 キャリアデザインセンター
年齢 20~50代
タイプ 総合型
求人数 2,826件※2022年9月27日現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 あり
リクナビNEXTの特徴
  • 日本最大級の求人情報量を保有している
  • アプリで効率的に転職活動ができる
  • 企業から直接オファーが届く

リクルートが運営している日本最大級のサイトであるリクナビNEXTは、全国、海外まで幅広い求人情報を取り扱っているため、さまざまな職種を比較したいという40代の方におすすめです。

また、専用アプリで求人の検索やオファーを確認することができるので、手軽に利用できるのも特徴です。

企業から直接オファーが届くので、求人を探す時間がなかなか取れないという方は、オファーを待つ機能を利用すると良いでしょう。

運営会社 株式会社リクルート
年齢 20代~50代
タイプ 総合型
求人数 63544件 ※2022年9月28日現在
エリア 全国
転職エージェントサービスの有無 転職エージェントサービス活用機能あり(リクルートエージェントへの同時登録、提携する転職エージェントからのオファー受信など)

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40代の転職の転職事情と求められるスキル

40代の転職事情

40代の転職は、20代や30代と比べてどのようなことが違ってくるかを理解しておく必要があります。社会人経験が豊富であることから、高いスキルが求められることや、求人数が少ないなどマイナス面も理解した上で、転職のポイントを把握しましょう。

20代や30代よりも高いスキルが求められる

40代になると、管理職に就いている方も多く、専門性の高いスキルを身につけていることから、マネジメント力や即戦力となるスキルが求められる傾向にあります。

20代や30代の場合は、成長を加味してポテンシャルを求める求人も多くありますが、40代の求人は経験者を求める求人に絞られます。
特別な資格がなくても、新規事業に関わった経験がある、管理職として部下を管理し教育していた経験があるといったことが強みとなります。

条件に融通が利かないことで採用されないケースがある

40代になると、家庭を持っている方も多いため、年収だけではなく勤務地の条件など融通が利かないケースが多いです。

住宅ローンや子どもの教育費がかかることから、年収に妥協できないという方も多いため、結果として選択肢が絞られ、転職先が見つからない、書類選考や面接で落とされてしまうというケースがあります。

これは、40代女性でも同様で、男性と同じように管理職レベルのスキルが求められることや、女性の方が子育てや介護の事情などから転職の条件が厳しいことがあるため、40代の転職が難しいと言われている理由の一つでもあります。

年収が下がるリスクがある

40代での転職は、年収が下がってしまうリスクもあります。厚生労働省が実施した調査(令和2年転職者実態調査)によると、年齢に対して労働条件(賃金)のが増加したと答えた方の割合は以下のようになっています。

  • 20~24歳……46.5%
  • 25~29歳……46.3%
  • 30~34歳……48.6%
  • 35~39歳……40.6%
  • 40~44歳……41.7%
  • 45~49歳……39.7%

この数値を見てわかるように、20代や30代前半に比べると、40代は転職によって年収をUPできる方ばかりではないということがわかります。

転職した方の半分以上は、転職先での年収UPが実現できず、減少してしまう恐れがあるということです。
40代で転職を考える方は、年収が今よりも下がってしまう可能性があることを理解した上で転職活動を行う必要があるのです。

年齢制限があるケースもある

40代向けの求人は、20代や30代向けと比べると圧倒的に少なく、実際にハローワークや転職サイトに掲載されている求人は年齢が「35歳以下」と制限されているケースも少なくありません。

年齢制限については、長期的なキャリア形成を見込んでいるケースであれば35歳以下で年齢制限をかけてよいというルールがあります。

厚生労働省が発表している「従業員を雇う場合のルールと支援策(募集・採用における年齢制限の禁止について)」によると、求人募集、採用において年齢制限を設けることは原則禁止とされています。
しかし、以下の条件が揃っていれば35歳以下で年齢制限をして求人をすることが可能です。

  • 雇用期間の定めがない
  • 職務経験を問わない
  • 長期的なキャリアを望んでいる

このルールを適用させて求人を出している企業も多く、40代は求人自体が少ないというマイナス面があります。
さらに、年齢制限がない求人であっても、20代、30代の若く柔軟性がある人材を求めているような企業では、40代の採用を見送っているケースも考えられます。

40代が転職するときに明確にしておきたいこと

転職サイトを利用するということは、エージェントを経由できるサイトもありますが、基本的に自分で面接に向けての準備をする必要があります。

ここからは、40代が転職するときのポイントをご紹介します。

  1. 1転職理由を明確にしておく

    40代での転職に限りませんが、転職する際はなぜ現職ではなく転職したいと考えているのかを明確にしておく必要があります。

    転職する理由の1つとして「会社や会社の評価制度に不満がある」ということが挙げれられますが、これは転職の理由としてそのまま書類や面接で伝えてしまうと、不満を解消するために転職しようとしていると捉えられてしまうため、おすすめできません。

    たとえば、会社に対する不満があるとすれば、自分の実績や成果を踏まえた上で、その評価がされないことへの不満につながっているはずです。

    転職したい理由はただ会社が「不満」なのではなく「自分の成果が給与に反映されない」などの理由を必ず明確にしておくことをおすすめします。

  2. 2自分の市場価値を理解する

    40代の転職では、思った以上に応募できる求人が少なかったということが発生しがちです。応募できる求人が少ないことで、結果的に年収を下げざるを得ない可能性も出てくるのです。

    まずは、自分の市場価値を理解するために転職サイトのスカウト機能などを使用して、これまで自分が培ってきたものがどの程度評価され、採用してもらえる可能性があるのかを理解する必要があります。

    そのためには、自分がやってきたことを数字で可視化したり、どの程度のインパクトのある実績を残したのかを文字で書き起こしたりすることが重要です。

    転職サイトのスカウト機能を利用すれば、興味をもった企業からオファーが届くため、書類選考不要で面接をしてもらえる可能性もあります。

    多数のスカウトを受けることができれば、市場価値は高いと考えられ、転職を成功に導くことができます。

  3. 3応募先で即戦力となることをアピールする

    40代の転職は、応募先の企業もポテンシャル採用などをすることは滅多にありません。そのため、これまで自分が行ってきた仕事で培ったスキルを存分にアピールすることが必要です。

    そのためには、応募先の企業研究も念入りに行う必要があります。

    企業理念、企業の目指す具体的な数値、どのような人材を必要としているかなどを把握し、自分がその企業に入社することで何ができるのかを具体的にイメージするようにしましょう。

    応募書類の段階で、応募理由が「貴社の企業理念に賛同したため」などの具体的ではないことを書いてしまうと、書類選考で落とされてしまう可能性があります。

    応募書類には、自分が今まで現職でどのような成果を出したか、応募先の会社でどのような成果を出し、目標に対してどの程度貢献できるのかといったことを、具体的な数値を出しながら、即戦力となることをアピールするようにしましょう。

40代が転職サイトを利用するときの3つのポイント

40代が転職サイトを利用するときのポイント

40代が転職サイトを利用する際は、以下のことに注意して利用するようにしましょう。

求人広告で40代がターゲットかを読み解く

前述したように、40代の転職事情は実は非常に困難であることがわかります。そもそも若い人材を必要としている企業への応募は、年齢だけで落とされてしまう可能性があるため、求人広告からターゲットを読み解くことが重要です。

求人広告に以下のようなことが書いてある場合、若手を対象としている可能性があるため注意しましょう。

  • 第二新卒大歓迎
  • 社会人経験1年以上
  • 20代中心の職場
  • 年収例が20代
  • 若手社員の写真が掲載されている
  • ポテンシャル採用と書いてある

このような文言が求人広告に掲載されている場合は、若手を必要としていることが多いです。そのため、40代というだけで書類選考で落とされてしまう可能性があり、効率的に転職活動を進めるためにも、このような若手を必要としている会社にはそもそも応募しない方が良いでしょう。

退職する前に転職の準備をはじめる

退職を決意して転職活動を開始する方が多いですが、退職前に転職活動を開始するようにしましょう。退職してから転職活動をしてしまうと、離職期間中の生活費がかかり続け、転職先がいつまでも見つからない場合は生活面でも精神面でも追い詰められてしまうことになります。

離職期間が長くなってくると、焦りから希望条件のハードルを下げてしまって採用が決まっても入社後に後悔してしまうかもしれません。

現職への不満から転職を考えている方は、結局転職先でも給与面などの不満が出てきてしまい、せっかくの転職活動が失敗してしまうことも考えられます。

転職活動は、退職してから行うのではなく、転職先が決まったら退職の手続きを進めるようにしましょう。

複数の転職サイトを利用する

転職サイトは複数のサイトを利用するのがおすすめです。とくに40代の転職は母数が少ないので、各サイトに掲載されている求人が異なりエントリーのチャンスを逃してしまいます。

とくに、求人数が多い総合型の求人サイトには必ず登録するようにしましょう。

さらに、自分の転職スタイルに合わせてハイクラス向け、IT、エンジニア向け、外資系向けなどの特化型サイトに登録しておくと、希望の求人を見つけやすくなります。

さらに、転職サイトだけではなく転職エージェントサービスも利用すると良いケースもありますが、現職を続けながら転職活動を行うにはエージェントとの面談の時間や連絡を取れないという場合もあるため、自分に合ったタイプで転職活動を行うことをおすすめします。

40代が転職サイトを利用する際の流れ

40代が転職サイトを利用して転職活動に取り組む際の大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 求人サイトに登録する
  2. 気になった企業へ応募する
  3. 企業との採用面接
  4. 選考〜内定
  5. 退職〜入社

転職サイトに登録してから現在の職場を退職し、転職先に入社するまでの期間はそれぞれのケースによって異なりますが、3ヶ月程度はかかると考えておくべきです。

短期間で終わらせようと思うと焦りが出て失敗する可能性が高くなるので、3ヶ月ぐらいはかかると考え、余裕を持ちながらじっくりと取り組むようにしましょう。

また、40代は若くないのでなるべく早いタイミングで動き出すのがベストではありますが、求人が多くなる「1〜3月」や「7〜9月」を狙って動き出すのもおすすめです。

それでは、40代の転職の流れを詳しく解説していきます。

STEP
求人サイトに登録する

まずは、気になった求人サイトに登録することから始めましょう。求人サイトへの登録は、名前や住所、電話番号、メールアドレスなど必要な事項を入力して登録します。

その際に、履歴書と職務経歴書を簡単に入力するタイプもあれば、自分で作成したものを添付する方式のサイトもあります。

ここで重要なのは、スカウト制度があるサイトの場合は、この履歴書と職務経歴書が非常に重要となることです。

名前や年齢の記載だけでスカウトを送ってくる会社はほぼなく、スカウトを受けられるのは今までの職務経歴や実績が重要になるからです。

退職前に転職活動をするのがおすすめとお伝えしましたが、そのためにはスカウトを待つのも有効な手段です。スカウトを待ちたいという方は、履歴書や職務経歴書を簡単に入力するのではなく、自分の強みとなる部分を丁寧に棚卸して書き出すようにしましょう。

STEP
気になった企業へ応募する

転職サイトは、気になった企業への応募が簡単にできることがポイントです。ボタン一つで応募が完了するケースもあるため、隙間時間を利用して企業を選び気になった企業があれば応募します。

企業への応募時に「志望動機」を記載するケースもありますが、この志望動機は書類選考を通過するために重要な項目です。

そのため、他の企業と同じ使いまわしの志望動機ではなく、その企業向けのしっかりした志望動機を入力するようにしましょう。

また、面接時に志望動機について再度聞かれたときに、詳しく話せるよう嘘や誤魔化しといった内容は避け、企業を研究した上で志望動機を明確にする必要があります。

STEP
企業との採用面接

書類選考に通ったら、企業との採用面接が行われます。応募企業はこの段階では応募者のことを書類上でしか知らないため、どのようなスキルをどう仕事に活かせるのか、なぜ他の競合他社ではなくその会社に応募したのかなどをしっかり答える必要があります。

このときに注意すべきは、今まで培ったスキルや実績を活かし、応募会社に貢献することを話すことはもちろん重要ですが、謙虚な姿勢を忘れないことです。

管理職をしていた方や、ある程度の地位があった方が多い40代の面接は、面接官が年下である可能性もあります。

面接官が年下だからといって自分が優位に立っているような話し方をするのではなく、堂々としつつも謙虚な姿勢を見せることが重要です。

STEP
選考~内定

面接は数回行われることもありますが、企業によって異なります。最終面接のあとは選考を待ち、メールや電話、転職サイトに登録している場合は転職サイト経由で結果を確認することになります。

選考結果を確認し、合格であればそのまま内定となり、現職を退社し新しい会社に入社する準備を行います。

同時に何社かの選考が行われていて、同時に合格してしまった場合は丁寧に電話かメールで内定を辞退する旨を知らせましょう。

STEP
退職~入社

内定が確定したら、現職の会社に退社の意志を改めて伝え、引継ぎやお世話になった方々への挨拶を行います。具体的にいつ退職するのか、有給消化の必要があるのかを確認し、有給消化の必要がある場合は退職日が長引くためその旨を内定先の企業に伝えましょう。

退社の際は、この先失業保険などの給付を受ける可能性も考え、離職票は必ずもらうようにしましょう。離職票は手続きに時間がかかるため郵送での受け取りになる場合が多いのですが、万が一転職先の会社をすぐに退職するような事態が発生した場合、転職前の会社での離職票も必要となることから、転職するから必要ないと思わずに受け取っておくと良いでしょう。

また、転職先企業に提出する必要がある源泉徴収票も忘れずに発行してもらいましょう。

具体的な退職日が決まったら、内定先の企業と入社日を確定し、入社日に必要な書類や持ち物などを確認して入社の準備を行います。

40代が転職サイトを利用するメリット

40代の転職に転職サイトの利用をおすすめするのは、転職活動に取り組む上でさまざまなメリットが期待できるようになるからです。

代表的なメリットとしては、

  • 効率的に転職活動を進められるようになる
  • 転職のプロにサポートしてもらうことで転職が成功しやすくなる
  • ハイクラス転職を実現しやすくなる

などがあげられます。
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

効率的に転職活動を進められるようになる

転職サイトには、40代の転職活動をサポートしてくれるさまざまな機能が備わっています。
条件を絞って求人を検索できる機能はもちろん、マイページなどを作成して転職の状況を把握したりすることもできる点は非常に魅力的です。

また、転職エージェントはさらにそういった便利な機能が充実していますし、アドバイザーやエージェントに転職活動をサポートしてもらえるというメリットもあります。

アドバイザーやエージェントは求人のリサーチから転職先への入社まで手取り足取りサポートしてくれるので、効率的に転職活動を進められるようになります。

転職のプロにサポートしてもらうことで転職が成功しやすくなる

転職のプロにサポートしてもらえる点も、40代が転職サイトを利用する大きなメリットの一つです。
このメリットは転職エージェントの機能が備わっている転職サイトや転職エージェントを利用した場合のみのメリットではありますが、転職を検討している40代の方にとって非常に魅力的なメリットになります。

転職サービスに在籍しているアドバイザーやエージェントは転職のプロなので、プロにサポートしてもらうことで転職が成功する可能性が飛躍的に向上します。

転職を検討している40代の方の中には転職するのが初めての方や慣れていない方もいるかと思いますが、そういった方にとっては非常に大きなメリットだと言えますし、アドバイザーやエージェントは非常に心強い存在とも言えるでしょう。

ハイクラス転職を実現しやすくなる

転職サイトや転職エージェントの中には年収800万円以上のハイクラス求人の取り扱いに特化している転職サイトもありますが、そういったサイトを利用することでハイクラス転職をより実現しやすくなります。

これらの転職サービスには非公開求人を含む魅力的なハイクラス求人が数多く掲載されていますし、転職に活用できる情報が多数掲載されていたりもします。

転職エージェントの場合だと、ハイクラス転職に強い担当者が転職活動をサポートしてくれるので、活用することでハイクラス転職が成功する可能性が大きく向上します。

40代が転職サイトを利用するデメリット

40代の転職は転職サイトを利用しながら進めるべきですが、デメリットがないわけではありません。

40代が転職サイトを利用する上で注意しなければならないデメリットとしては、

  • 転職サイトを選ぶのに時間がかかる
  • 登録や管理に手間がかかる
  • 転職サイト経由で転職を検討していることが今の会社にバレる可能性がある

などがあげられます。
それぞれのデメリットを詳しく解説していきます。

転職サイトを選ぶのに時間がかかる

40代が転職時に利用できる転職サイトには、今回紹介したもの以外にもさまざまなサイトがあります。

実際に転職サイトを利用しながら転職活動に取り組む場合、これら数十種類の転職サイトの中から2〜3種類を厳選しなくてはならないので、利用する転職サイトを決めるだけでも結構な時間がかかります。

転職サイト選びは転職の結果に大きく影響するので多少時間がかかったとしても慎重に選ぶべきではありますが、転職サイト選びに時間がかかってしまう点は大きなデメリットの一つだと言えるでしょう。
このデメリットを回避するためにも、紹介した転職サイトの情報を参考にしたり転職サイトの選び方をしっかりと押さえた上で選ぶようにするなどの対応が重要になります。

登録や管理に手間がかかる

40代が転職サイトを利用しながら転職活動に取り組む上でネックになるのは、転職サイト選びにかかる時間だけではありません。

転職サイトを利用するには会員登録が必要になるため、利用するサービスの分だけ会員登録の手間がかかることになります。
転職サイトを利用する場合、一般的なサービスのようにユーザー名とパスワードを登録するだけでなく、

  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 居住区
  • 連絡先

など、さまざまな情報を登録しなければならないため、なおさら時間と手間がかかります。
また、管理にも時間と手間がかかる点にも注意が必要です。

40代の転職では複数の転職サービスに登録するべきだと紹介してきましたが、登録する転職サービスの数が多くなればなるほど管理に手間がかかるようになります。
登録するサイトは2~3社程に絞っておくことがおすすめです。

転職サイト経由で転職を検討していることが今の会社にバレる可能性がある

40代が転職サイトを利用する上で特に注意しなければならないデメリットが、今の会社に転職を検討していることがバレてしまう可能性がある点についてです。

転職サイトや転職エージェントの中には企業が気になる転職希望者に対して「スカウト」という形でコンタクトを取れるようになっているものもありますが、そういった転職サービスでは、企業側が登録しているユーザーの情報を閲覧したりチェックできるようになっています。
情報をどこまでチェックできるかはそれぞれのサービスによって異なりますが、その仕様がきっかけで、今の会社に転職サイトや転職エージェントに登録していることがバレてしまう可能性があるわけです。

転職サービス経由で今働いている会社に転職を検討していることがバレるケースはそう頻繁に発生するわけではありませんが、そうなる可能性がある点についてはしっかりと認識しておかなくてはいけません。

ビズリーチでは指定した企業からの閲覧を制限する企業ブロック設定ができるので、登録した後は現在の会社をブロックしておきましょう。

40代が転職サイトを利用する際によくある質問

最後に、40代が転職サイトを利用する際によくある疑問や質問をいくつか紹介していきます。

40代の転職は難しいって本当?

40代の転職が難しいかどうかは状況によって異なります。 例えば、これまでの経験や実績を活かして転職する場合であれば、それらをしっかりとアピールすることができれば転職できるはずですし、成功する可能性も高いと言えるでしょう。
経験や実績がある方の場合、難易度は高くなりますが、ハイクラス転職に挑戦することも可能です。
一方、アピールできるような経験や実績がない場合や乏しい場合は、転職の難易度は高くなるというのが正直なところです。
20代や30代であれば経験や実績が乏しくても若さやポテンシャル、やる気を評価してもらって採用につなげられますが、40代は若くないので、若さやポテンシャル、やる気を評価してもらって採用につなげるというのは難しいと考えておかなくてはいけません。
そう考えると、40代の転職は他の年代の転職に比べて難易度が高いと言えますが、だからこそ転職サイトや転職エージェントなどの転職サービスの利用・活用が不可欠になるとも言えます。

40代から未経験の業界に挑戦することはできますか?

40代から未経験の業界・業種に挑戦すること自体は可能です。
ただ、厳しい転職活動になるということはしっかりと認識しておかなくてはいけません。
40代は、これまでの経験や実績を強みとして同業他社に転職するのが一般的です。
なぜなら、ビジネスマンとして決して若くはない年代である40代は、即戦力として捉えられるケースがほとんどだからです。
同じ未経験の人を採用するのであれば、若い20代や30代を採用した方がいいと考えるのが普通なので、未経験の業界や業種への転職にチャレンジするのであれば、難しい転職活動になることを理解し、覚悟した上で取り組む必要があると言えるでしょう。

40代の女性でも転職することは可能でしょうか?

もちろん可能です。
女性だからという理由で転職が難しくなるようなことはありません。
ただ、性別で転職が難しくなることはありませんが、40代の男性同様、年齢がネックになる可能性はあります。
これまでの経験や実績を武器に転職に取り組めるのであれば問題ありませんが、アピールできる経験や実績がない場合は難しい転職活動になる可能性もあるということを押さえておかなくてはいけません。

40代は転職サイトや転職エージェントの利用を断られることもあると聞きましたが本当でしょうか?

頻繁に起こるわけではありませんが、そういったケースもあります。
転職サイトは自分で求人情報をリサーチして応募するタイプのサービスなので断られてしまうことはほとんどありませんが、転職エージェントの場合は年齢を理由に利用やサポートを断られてしまうこともあります。
なぜなら、それぞれのサービスによって取り扱っている求人が異なるからです。
転職エージェントの中には、20代や30代向けの求人は充実しているものの、40代向けの求人の取り扱いは多くないというエージェントもあります。
そういった転職エージェントに相談した場合、「紹介できる求人がない」という理由で利用やサポートを断られてしまう可能性があるわけです。
また、豊富な経験や実績、高いスキルが求められるハイクラス向けの転職サイトや転職エージェントの場合は、スキルや経験、実績がなかったり乏しかったりすると利用やサポートを断られてしまう可能性があります。

40代が転職するときに持っていると有利になるような資格はありますか?

有利になる資格は業界や業種によって異なります。
そのため、応募書類や面接で資格をアピールして採用につなげたいと考えるのであれば、進みたい業界や業種での評価が高い資格の取得を目指すべきです。
ただ、これから転職に向けて資格を取得するのはあまりおすすめできません。
それが半年以上かけて取得するような難易度の高い資格であれば転職に有利に働くこともありますが、数日で取得できるような難易度の低い資格はアピールしても評価されない可能性が高いからです。
紹介してきたとおり、40代の転職では経験や実績が一番のアピールポイントになるので、今から資格の取得を目指すよりも、自分の強みを明確にして、そこをしっかりとアピールできるように準備するべきです。
アピールできる強みがない場合やどうしても資格を取得したい場合は、進みたい業界・業者に合った、知名度が高く評価してもらいやすい資格を取得するようにしましょう。

40代が転職を成功させるために意識するべきポイントは?

40代が転職を成功させるために意識するべきポイントとしては、

  • アピールポイントの明確化
  • 転職サービスの活用

の、2点があげられます。
何度も紹介してきたとおり、40代の転職では、やる気などの漠然としたものではなく、経験や実績などのハッキリとしたアピールポイントが必要になりますし、そこが最大のアピールポイントになるので、しっかりとアピールできるよう何をアピールするか明確にしておかなくてはいけません。
どうアピールするかも明確にしておきましょう。また、転職サービスの活用も重要なポイントになります。
転職サービスを利用する際は特定のサービスだけを利用するのではなく、
  • 総合型の転職サイト
  • 特化型の転職サイト
  • 転職エージェント

など、複数の転職サービスを併用し、使い分けて効率的に転職活動に取り組むようにしてください。

40代は転職サイトを利用して自分の価値を把握しよう!

40代の転職は、転職サイトを利用することで自分の市場価値を計ることができ、転職活動に大きく役立ちます。

また、転職事情として年収が下がってしまうことや、求人が少ないことも考えると、転職サイトや転職エージェントへ登録して自分だけで転職活動を行うのではなく、サポートしてもらえるような環境を用意しておくことも必要となるでしょう。

40代の転職は難しいと言われていますが、転職サイトに登録することで転職活動をスムーズに進めることが可能です。

自分に合ったサイトをいくつかピックアップして登録し、スカウトシステムなども利用しながら転職活動を円滑に進め、希望の年収や勤務地、役職での勤務が可能な企業を見つけましょう。

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